チャイコフスキーを引き寄せる。

　残念ながら、辻井伸行さんのショパンの先行抽選がはずれてしまいました。今回は当選アップ券もなかったので、仕方ないのですが。一般発売のチャンスがあるので、もう一度トライしようと思っています。

　母と一緒に行こうと思っていたので、母に残念な結果を話すと、「私はチャイコフスキーが聴きたいわ！」と。趣味でバレエを40年近くやっているので、チャイコフスキーの『花のワルツ』で踊ったこともあったようです。それに最近、オーケストラで、チャイコフスキーを聴いてきて、馴染みのある曲ばかりで、とてもよかったようでした。

　私は言いました。「チャイコフスキーは、モーツアルト、ベートーヴェン、バッハ、ショパンと違って、ピアノ曲って聞いたことないよね。だから、辻井伸行さんので、チャイコフスキーはないよね…」と。

　その話をした数時間後、私と母は東京の湾岸方面のホテルにステイするため、チェックインしました。

　TVに私のYouTubeアカウントを紐づけようと試行錯誤。早速部屋にクラシックを流そうとしました。おススメにでてきた「50 Greatest Classics」が目にとまり、以下がTV画面に映し出されました。

私「あれ？なんか知らない人が、ひとりいるんだけど？　誰だろう？　音楽室で見たことないよね」

母「そうね。なんか、その人だけ年代が違いそうじゃない？」

私「もしや、チャイコフスキーだったら笑えるよね」

そして、Googleを調べると…

私「チャイコフスキーだ！(笑)」

　そして、1曲目から「花のワルツ」が流れました♪　チャイコフスキーが聴けました。まさに、「モーツアルト・ベートーヴェン・バッハ・ショパン」と並んでいて、俺も仲間だ！と言わんばかりの視線で、大爆笑です。

　そのほか母が観ようと思っていた映画が、そこから近くの映画館で「特別上映枠」で上映されており、しかもファーストデーのため安くチケットを買えたり、36階の露天風呂が、貸し切り家族風呂になったり、(笑)ついていることが起きすぎて、不思議な日となりました。

　露天風呂から富士山も見られました。近所のためうちのマンションもどこかに写っています。母はいつも忙しくしているので、たまにはゆっくりするのはいいですね。交通費がかからない旅行となりました。