映画『グラン・ブルー』(1998) 鑑賞。

 ただいま、1D1U オンラインコミュニティーのテーマが「波動」なので、波動で検索していたら、波動のリストなるものを見つけました。 デヴィッド・R・ホーキンズ博士が実際に計測した振動数が427記されているものです。

 美術館やクラシック音楽など、私もよく行ったりしますが、(明日もピアノリサイタルあります)やはり波動が高くなる場所のようです。スポーツや瞑想も振動数があがりますね。ちなみに200がポジティブとネガティブのボーダーラインとなっています。

 映画の振動数もいくつか書いてあり、『2001年宇宙の旅』は440の数値が記されていました。そして、映画NO.1が『ビッグ・ブルー』とありまして、『グラン・ブルー』のことのようでした。パリで187 週連続上映という記録をうちたて社会現象を起こした名作ということで名前だけ聞いたことがあるけれど、実際に観たことがなかったので、1D1U Camp で上映会を今開催していたところです。完全版を視聴したので、3時間近くありました。

 海とイルカを愛する深海ダイバー、ジャック・マイヨールの事実に基づいた物語。ジャックはイルカのような笑顔をしますし、イルカが家族みたいなもので、お財布の中にはイルカの写真があるほど、海を愛する人です。ジャックの幼馴染のエンゾの友情の描き方はいいなと思いましたが、海ばかりを愛して、子供の時のトラウマからか、人を愛することがこれまでなかったジャックにある日恋人ができて、でもやはり恋人と深いところでは向き合うことはできず、イルカとばかり向き合って、恋人がなんかかわいそう…と思えてきたのは、女性目線で鑑賞していたからかもしれません。なんか恋人なしで数字にこだわるダイバーの狂気に満ちた、男の友情物語視点もよかったかもと思いました。

 『ニューシネマパラダイス』も完全版は、恋人とのシーンが多く含まれて、おじいさんと少年の物語が薄まっていましたからね。完全版でないものがあれば、そちらもチェックしてみたいです。

 とはいえ、イルカの撮影に成功している点は素晴らしです。ジャックとイルカが本当にしゃべっているように見えました。そんなイルカの声と海と、ジャックと恋人の美しい顔のドアップに癒されました。映画でないと作れない、映画らしい映画。振動数700の効果はいかに? イルカが夢にでてきそうです。