いけばなお稽古 | 本質を見抜く力を。by 季刊誌SoGetsu

 本日はいけばなのお稽古がありました。今日も悩んでばかりでした。というのも、「あなたたち、教科書を広げなでやっているわよね!」(笑)と師匠。カルチャーセンターなどでは、たいてい初心者は教科書を横に置いてやっているそうなのですが…。上級の方は自由にやっていらっしゃるし、師匠の教え方は巨匠なので、(笑)教科書を広げるのを忘れてしまうのですよね。いけませんねぇ。ということで、また基本に戻りたいと思わされるお稽古でした。

 今回の花材は、見たことのないものもありました。こちらに写っている花の名前は…カーネーション・ベビーハンズ・ソケイ・ローゼル・ピンポンマム・キビです。

 ローゼルというのが中でも印象的だったので調べてみると、ハイビスカスティーに含まれるものだそうです!つまり、これって収穫できるのかしら?(笑) また実の中の種を採取して、種まきもできるそうですね。もしくは、これから花が咲くのかな? しばらく観察したいと思います。


 SoGetsuという季刊誌を購読するようになりました。今朝、ページをめくろうとすると「本質を見抜く力を」という言葉が表紙にあることに気づきました。ただいま、1D1U 15th Campでテーマにしている「Insight」のことだったのでシンクロし、家元の言葉に感動しました。


◎本質を見抜く力を
私達は奪い合うことも、分け合うこともできる。
相手の声に耳を澄ますことも、
相手の姿から目を背けることもできる。
罵り合うことも、励まし合うことも。
微笑み合うことも、憎む合うことも。
どちらを選ぶのか。何を選ぶのか。
新型コロナウイルスにより、
はからずも世界は一つであることを痛感し、
大きな転換期を迎えている今だからこそ、
本当に大切なものは何なのか。
私たちには本質を見抜く力が必要だと思うのです。
勅使河原茜


どちらを選ぶのか? 何を選ぶのか? 選ぶ瞬間、瞬間を大切にすることが、よい未来を創るのだと思います。