#バンクシー展 

 今朝YouTubeを開いたらエガちゃんねるが出てきて(笑)、「そうだ、今日バンクシー展へ行こう!」と決まりました。夜にはピアノ演奏会へも行く予定ですが、今月のテーマは旅行なので、ダブルヘッターが普通です。

 入れ替え制のため、当日予約をして現地へと向かいましたが結構混雑していました。まあ、入口付近を抜ければ3密は回避できます。20代が圧倒的に多く、ご年配の方はさすがにいらっしゃいませんでした。

 バンクシーって、少女がハートの風船を手放す絵くらいしか、よく知りませんでしたので、中田敦彦さんのYouTube大学で予習しました。印象的だったことは以下のことです。

①バンクシーは、誰だかわかられていない。パーカーをかぶり、顔、姿を隠している。

②すぐに壁にペイントして逃げるために、ステンシルの技法を使っている。

③社会風刺的な作品に、強いメッセージを込めている。

④映画も作っており、アカデミー賞ノミネートしている。

⑤ディズニーやマクドナルドを皮肉っている。

⑥著名なセレブが高額で作品を購入している。

⑦オークションで落札後、シュレッターをかける。これも反論。(額縁にシュレッターを仕込んであった)

などなど。

 アプリを入れれば、音声ガイドがすべての絵についているので、あとからでも絵の背景を学べるようになっています。全部を聴くのに3時間かかるそうですが! ですので、気になる絵だけ音声を再生するという感じで、作品を鑑賞していきました。



 イギリス人は、1日に300回防犯カメラに写るそうで、バンクシーも防犯カメラにペインティングしているところが写らないように、気を付けているんだとか。

 風船と少女。こちらの絵が落札されるや否や、シュレッターですって! 高値で絵を買おうとする人たちへの皮肉です。

 私が一番驚いたのは、ディズニーランドを皮肉った"Dismaland" 。かぼちゃの馬車が転倒し、その中でシンデレラが殺されていたり?! ボートには難民が。やることが本気すぎる?! 期間限定で35億円の収益をあげたとか?! 

 しかし、絵だけを見るとおしゃれだし色がきれいだし、コンセプトが明確でシンプル。しかも、世界平和を願うからこその皮肉なわけで、イリーガルなペインティングだけれど、どこか許されてしまうという、不思議なバランス。ロックダウン中のペインティングはできているのだろうか? バンクシーのHPをチェックすることもできるだろう! これからの動向にも目が離せない!