人に伝わる「いけばな」になった日。

 今朝9時からのオンラインヨガ後のすっきりとした状態で、お花の手入れといけなおしです。毎日水を替えて、茎を少しでも切ると持ちが違います。特に夏なので、気を付けないといけません!

 ドウダンツツジの1本が枯れていたので、敢え無くほかのデザインを考えることになりました。ここは思い切って、今回の花材のなかで初心者にとって難しいと感じる、つくしのロングバージョンのようなフトイを使ってみることに。

 なかでも1本から不思議な形状で何本も枝分かれしているフトイをじろじろと見ていると、見えてきました。これを枝垂れみたいにしようと。

 たまたまドウダンツツジの先端が枯れていたのでカットしたところに、引っかかるのではないか?と思い、0.5ミリの枝の上にチョンとフトイがフットワーク軽く乗ったのです!(笑)師匠がよくやるミラクルが私にも起きました。それから雨のような形状を出すために、ドウダンツツジにフトイを添わせるようにのせました。

 お!!!いけばなって、こうやるんだ!というのがわかった瞬間でした。

 インスタにアップすると、知らない方から「この生け方好きです」とコメントが入ったので、第三者から観て、何かを感じていただのだと確認ができました。


 なので師匠に写メしたところ、電話がかかってきました。(笑)なんとお褒めの言葉を頂きました。ボイトレもそうでしたが、「悪くない」という褒め言葉?(笑)から、「いいね」となるまで時間がかかったこと! 華道のほうが、むしろ早いです。ボイトレ習得までの経験が役に立ちました。

 ほとんどの人が、向いていないからと言って辞めそうなところで、私は辞めないところがあります。師匠も「わかるようになるのを待っていました」とおっしゃっていました。いろいろな生徒を見てこられたからこその発言です。厳しいことを言われたら、周りに愚痴りつつも、自分の糧にする。(笑)

 LINEのカバーの写真も1年前の生け花を載せていたので、新しいものにUPDATEしました。そうしたらまた、「えー!素晴らしいじゃないですか!」と、久しぶりの方からコメントが入りました。

 やはりわかるものなのですね。これが今度プロになると、当たり前すぎてノーコメントになっていくことも知っています。(笑)

 ケイトウも生け直しました。こちらは剣山でないので、バランスをとるのが難しいです。そっといけて、花瓶のフチと植物がお互いに支え合っている感じです。

 ということで、ヒット作品をこれからも作れるように練習を重ねます。