昨日の夜にいけばなの花材の茎を少しカットして、バケツに入れておいたところ、すべてのお花が息を吹き返していました。そうするとこちらもやる気が引き出されるものです。草花は口もきけない訳ですから、自分の行いが跳ね返ってきたものではありますが。
お稽古のときからぐったりとしていたカンパニュラ。なんと生気が復活するまで、3日間の給水が必要でした。私の茎の切り方だったのか? それとも水分が行き渡るまでそれほどの時間を要したのかわかりませんが、とにかく復活してくれてよかったです。
生けてみて、夏の訪れを感じさせると思ったら、カンパニュラは風鈴草という別名もあるそうです。花言葉は、「感謝・誠実な愛・共感・節操・思いを告げる」などです。花言葉から、恩人や恋人へ感謝の意を示すプレゼントに適している花と言われているそうです。
生けるのに挫折しそうと思いましたが、生け終えてみると南天の涼しげな葉っぱとの相性は抜群でした。そこに黄色い姫ひまわりが入ると、カンパニュラの淡いピンク色がより引き立ちました。
シルバーの花器と部屋のウォールステッカーとの相性もいい感じです。つい先日、花器を横にした場合も剣山がギリギリ入ることがわかり、テーブルの上に生けても、場所を取らなくなりました。
3か月ぶりの華道で、草花の管理、生けるというルーティンが加わりましたが、豪華な花が同居することで部屋の空気も引き締まります。外に働きに出ていたら、きっとゆっくり花を眺める時間も持てないでしょうから、基本ロックダウンしている私にとっては、毎日がプチ森林浴になっています。
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