Amazon Primeでこちらの映画が出てきて、確か名前は聞いたことがあるけれど、観たことないなと思い、視聴し始めました。するとどこかで映像を見た記憶が蘇りました。そういえば先日のMasterClassの動画でDavid Lynch監督が話していた映画だったようです。USAではクリスマス定番映画にもなっているという、1946年の映画です。しかし当時、興行的に惨敗していたようですね。
私は全く知らずに観始めて、のっけから宇宙とか天使がでてきて、「なんだ、私にぴったりの映画だわ!」と笑ってしまいました。
「地球にこれから自殺を図ろうとしているジョージという男がいるので、その男を助けることができたら、天使の羽を与えよう」と、翼をまだ持っていない二級天使のクラレンスが翼を得るために彼を助ける使命を引き受けるというところから始まります。そのジョージがこれまでどんな人生を歩んできたのか? というストーリーが続いていきます…。それが結構長いのですが、楽しく見ていきました。
観るかたもいらっしゃるでしょうから、あらすじはここでやめることにしまして、これ、怒涛の伏線回収。最後に泣きましたねぇ。年末に観るべき映画と言うのが分かります。観た直後から、現実の捉え方が変わってしまう映画でしょう。自分のありのままの価値に気づくということです。そして、明日からも周りの人たちと影響し合いながら、自分のいる世界を楽しんでいきたいと思わさせてくれました。
映画の似た路線を考えると『ニューシネマパラダイス』のような雰囲気もありますし、この怒涛の伏線回収は、『ハローゴースト』も彷彿させられます。映画監督たちがこぞって、「影響を受けた映画」と言うのもわかる気がしました。ストーリーを書くときのヒントも満載だと思います。
年末に観るべき映画! 2019年もまだ1日ありますので、周りにも善きこととして、実家の大掃除へ、そろそろ参りましょか。
0コメント