また、予期せぬバスの旅 in 富士見ヶ丘~吉祥寺 

 昨日、知人の元タカラジェンヌ他皆さんののステージが吉祥寺であったため、井の頭線に乗っていました。すると、永福町で突然電車が止まりました。「京王井の頭線は線路の点検を行っている影響で、午後6時25分ごろから吉祥寺と富士見ヶ丘の間の上下線で運転を見合わせています」とのこと。19時から開演に間に合わなくなりました。知人は少し早めだったようで、井の頭線で無事着いていました。となると、富士見ヶ丘でタクシーを捕まえていくしか方法はなさそうです。

 のんびりと電車は走り、19時に富士見ヶ丘に到着しました。ここで降ろされた人たちのエスカレーターの列が長く続きます。「みんなはどう帰るのだろう?タクシーに乗るのだろうか?」と思いながら駅を出たところ、タクシー乗り場なんて絶対にない風景。諦めて、歩きながら万が一タクシーが来たら乗る方法を考えました。歩くにしても5キロ弱あるので、無謀ですが。それでもいいかなと。(笑)

 早速、小走りで走ること400メートル。左側に「西荻窪行」と書いてある杉並区のバス「すぎ丸」が見えました! 「お!!!!」私は瞬時にバスに乗ることを選びました。

 しかし、すぎ丸は地域のバスなので、マニアな細い道ばかりを走り、なかなかつきそうにありません。そんなときある駅のアナウンスで「吉祥寺行きのバスにお乗り換えです」というのが聞こえてきました。しかし、このまま西荻窪まですぎ丸に乗るのもありだし…。一瞬迷いました。結局、下車を見送ると、次の駅のアナウンスで「これから住宅街に入ります」というのが聞こえ、「これはやばい!(笑)」と察しまして降りることに。

 大通りにでると、吉祥寺行のバス停もすぐに見つかりました。「これで助かった!」と安堵してバスを待っていたのですが、なかなか来ない! バスの時刻表の時間も過ぎています。


 ほら、全く来る気配ない風景ですよね。(笑)体感時間15分くらい待ちましてようやくバスが来ました。吉祥寺駅が近づくころGPSを確認すると、駅の手前で下車すればライブ会場はすぐそこでした! 

 会場に入ると、ちょうど休憩に入る時間。1部は見逃しましたが、2部だけでも見どころ満載でした。絵本朗読と音楽と歌のステージで、まるで私の1D1Uと傾聴で発信していることがそのまま絵本になっていたので、シンクロに驚きました。最後、槇原敬之さんの『僕の一番欲しかったもの』まで歌われましたから!

 それにしても、L.A.に続きまたバスでしたね。しかも、吉祥寺までのルートを何も検索することもなく、流れできたバスに2本乗ったら辿り着けたという達成感。L.A.リベンジがここで果たせた気がします。(笑)今日はジムへ行く時間が取れなかったため、いい運動になりましたし、また新鮮な気持ちになりました。

 「瞬時の選択」を宇宙に試された気がします。なぜ、こんなに試されるのか?(笑) これから何かが起こるのです。