映画『Once Upon a Time in Hollywood』鑑賞。

 ブラピとディカプリオの競演! というだけで観てみたいと思い、何の予備知識もないまま映画館へ行こうとしていたのですが、英会話の先生が、「僕はとても面白い映画だったけれど、周りの人たちから、そうでもない雰囲気を感じ取ったよ。シャロン・テートとチャーリー・マンソンのことを調べてから、観に行ったほうがいいよ」と教えてくれたので、映画評論家のYouTubeとウィキペディアでも調べて映画館へ。母からもお誘いがきていたので、一緒に行きました。この映画、2時間41分もありますから、たまーに寝てしまう母は大丈夫かなと思いながら。(笑)

 ディカプリオは落ち目の俳優で、ブラピはそのスタントマンを担当しているという関係です。しかも、車の運転もしたり、弱音を聴いてあげたり、アンテナを直してあげたりと、ブラピ様、かなりいい人。スタントマンだか、喧嘩もものすごい強いし。素晴らしい相棒です。

 ブラピは56歳?!のようですが、ディカプリオのほうが更けて見えるようになっていました。しかも、屋根の上のアンテナ修理のシーンで、サービスショットとみられる上半身裸のブラピ様。(笑)凄く鍛えていてかっこいいです!

 そのディカプリオ邸の隣に、女優シャロン・テートと映画監督のポランスキー夫婦が引っ越してきて‥‥。これはネタバレということではなく、事実ですので先に述べますが、そう、シャロン・テートは実在の人物で、1969年8月9日、シャロン・テート殺人事件が、この映画のテーマでもあるのです。

 私が知っておいた情報はそれだけでしたが、2時間41分があっという間の感覚。それでいて時々プッと噴き出してしまうような、本当にすごい映画でした。衣装やパッケージのデザイン、インテリア、当時のTV番組、ヒッピーたち。細かいところまで拾いたいところ満載です。ただ、2回目は楽しシーンだけを観たい感じです。


 さて、母はというと…。70代は実際にその時代にそのニュースや映画に触れていたので、私よりも満足度高そう!(笑)この映画の中に、スティーブ・マックイーンもでてきまして、母は若かりし頃、5本の指に入るファンだったようです!そして、シャロン・テート事件のことは本当にショッキングな出来事でとても印象に残っているそうです。映画『大脱走』もリアルタイムで観たようですし。これは70代にオススメですね。2時間41分ずっとハラハラして観ていたようでした。

 あとは、来月L.A.に行くので、映画の中のメキシカンのお店も行ってみたいですし、この映画は、スタジオよりL.A.ロケが多かったようです。まさに、Hollywoodに宿を決めているので、確かめてきたいです。ぜひ、シニアの先輩とご一緒に! オススメの映画です。