草月流いけばなお稽古 #21 #22

 今日は4年ぶりくらいの師範の生徒さんもいらして、10年以上のベテランのなか、初心者は私のみのお稽古でした。前回いろいろと工夫しようと音読を録音してみたりもしましたが、どうしても英語や執筆、音楽、絵、ジムに時間を使い、華道に関しては、ピアノの練習しないでレッスンの日を迎えるみたいな状態です。自分としてはこういうの珍しいので、よっぽど今のところ興味の湧かないところなのかもしれません。じゃあ、そこにお金と時間を投資して、どんな循環を生むことができるのか? まだ答えは見いだせないところです。といいつつも、お稽古へ。

 基本のところは正解不正解のある世界なので、正しく覚えたいところです。なかなか難しい!


◎今日のポイント:強弱をつける。

・真は強く。副、控は2本くらい。・カラーの3本目が真の後ろにいったのはなぜなんだろう?!

・2本で真を作る。・下の隙間を隠す。

・外に広がるのではなく、上の一点に向かうように。

・上級テクとして、折れる草は、主枝の規定の長さのところで折り、ほかの草枝に引っ掛けて、面をつくる。

・挿し口をきれいに。

・空間を作る。

・横に広がらない。縦に挿す。

◎今日の花材

・トクサ、オクラレルカ・カラー

・セッカ柳・ハラン・ガーベラ


 上級者の方は本当に難しい花材で、ホチキスで止めたり、針金で止めたりしながら、剣山のないところで生け花をされていました。ぱっと見素晴らしい作品ですが、皆さんが感動するほど良さがよくわからないところが正直ある、現在地点です。

 今、瞑想をして気づいたのですが、好きでも嫌いでもないことをすることによって、好きなことがより好きと感じる気持ちが強くなるので、陰と陽が必要でやっているのかもしれません。素晴らしい世界であることはわかっているので、まずはそんな心持ちで修行に励んでみたいと思います。