いけばな 雪柳・てまりそう・たにわたり・ヒペリカム

 土曜がお稽古で、そのまま花瓶に入れておいた花材を、今朝生けてみました。相変わらず、前回のお稽古でもよく理解できていなかった感じがしたのですが、2日経過してみて、ちょっとわかったところがあったような気がしました。

 自分が手直しを受けるパターンの蓄積と、まだ深くまで入り込んでいない知識が、つながってきたような。

 どこに空間を作るのかが分かった。真副控の花の向きがわかった。棒立ちからの脱却。足元について。今わかったのはこの4点です。それで生けてみたのがこちらです。

 なんか、「草月流」になってきました。(笑) 自分としては、真ん中にくるヒペリカムがメインで、そのほかのヒペリカムの位置をつながりを意識して挿しました。そして、ヒペリカムのなかで遊んでいるこてまり3姉妹。(笑)を表しています。それがわかったのが、ネット上で調べていて知ったことで、「見る人が、どの花に目線を向いてもらうか?」という記述でした。そう思いながら生けると、見る人に伝わるものになるのかなと。ようやく第一関門突破と思えました。迷いの理由が減ったという意味で。

    そして、巨匠が「夏は暑いから氷を入れてあげてね」とおっしゃっていたので、氷よりも効率のいい保冷剤が家にあったので、それを入れることにしました。これでお花も長持ちでしょう。

 とにかく、目の前のいまやっていることのクオリティーを上げていくこと。そう思わせてくれる花々です。ただ花瓶に入れておくとかわいそうな気がするので、生きているものを扱うのは、とても私に向いていると思いました。華道が向いているかどうかは、また別の話で。(笑)