いけばなお稽古 #10/11 ゆり×雪柳 | ナルコユリ×カーネーション

 今日は新人が2名入るとのことで、いきなり先輩になってしまいました。お一人は女優のかたで、以前からジムでもお見掛けしていたので、ついに直接お話できるという、なんかとても不思議なご縁だと思いました。もう一人は中学生。楽器も習っているお嬢様です。ということで、ますます個性豊かな場所になりました。

 その女優の方が、花器を間違えて2つ発注してしまったらしく、重いのにシルバーの花器を2つ持ってこられていました。なので、「私が1つ買います」と言いました。なかなかこれと言った花器を見つけることができないでいたので、ちょうどよかったです。 

 先生もお忙しくなり、20年華道をされている生徒さんにサポートしていただきました。いつものお稽古よりも、一人になることが多くなり、考えながらやることで勉強にもなりました。

 同時に勉強になったのが、「教わり方」です。私は教わるときは、あまりしゃべらないタイプなので、ほかの二人を見ながら新鮮な発見もありました。

 家に帰って生けなおしました。まだまだわからないですね。教科書を読んでもわからないのが、感性のところ。助っ人先生と巨匠と感性が違うので、やはり正解はないなというところ、なのですが、自分も見る人も「それは素敵」となる法則が、基本の教えにはあるのでしょう。感性については、自分で掴みにいかないといけないところです。新人も入り楽なポジションから、卒業させられましたね。The universe was talking to me! です。