お稽古のときは剣山でいけていましたが、家に帰りすぐに部屋でワークショップを開催したので、花瓶で生けてみた分です。いつものごとく花材が素晴らしいため、結構いい形でまとまりがつきました。これでよかったのかなと思っていると、たまたま翌日、ジムのロッカーで師匠と会えまして、写真をみせたところ、「なかなかいいじゃないの」とコメント頂きました。さらにアドバイスとして、「花瓶の中でも見せる」「花瓶の底に茎をつけないほうが長持ちする」「毎日水をかえるときに、少しだけでも茎を切る」「夏の暑い時期は、夜、花瓶に氷をいれたりする」ということです。毎日手間をかけてあげることが大事だと。結構そういうことは得意だと思っていましたが、お花の茎を毎日切るところまでの丁寧さはまだまだです。お稽古以外でも、ジムのときに教えて頂けるので、「どんどん質問して頂戴ね」とおっしゃっていただけました。改めて、恵まれた環境だなと感謝です。
そのおかげで、ここまでのお稽古のことが少しずつつながってきた感じがしています。最初は守破離の「守」ですから、今は自分の感覚を信じないようにしています。何がよくて、何が違う感じなのか? 理論と感覚をすり合わせるように、家に帰り生けなおします。
下に剣山を置いているのは、アレンジしちゃいましたが、まだ枝を絡ませるやり方を知らないので。しかし枝の向きとか、入才ランの向きなどは、自分なりに理由をつけて生けることができました。師匠も言っていましたが、「こちらが伝えたいことを持っていないと、相手に伝わりません」と。私自身も毎日こうして書く作業をしているから、もっともだなと思いました。でもまだ、初心者というものは、そこまでの意識が及ばないのを感じますが、そういうものだなともわかっています。1回1回のお稽古で、だんだんと理解していることは確かです。
今日、リピーターのクライアントさんが、対面セッションでうちにいらっしゃいました。彼女はちょうどガーベラと同じオレンジの色の服を着ていてシンクロしました。そして、華道のお花を見て、「自分の中のいけばなのイメージと違いますね!」と驚いていました。やはり、華道を習ってよかったなと思いました。
そして彼女は「堀口さんの一番弟子になる」と、どこかで書いたことがあったそうで、私に師匠がついたら、今度は私に弟子がやってきたようです。プロの傾聴を教えてほしいということでした。
大阪の皆さん覚えているかな?(笑) Maiさんです! 娘さんのmanaちゃんに、手前の花柄のリュックをプレゼントしました。
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