華道お稽古 #7 #8 ひまわり・カーネーション

 剣山をもうすこし大きめのものを買ったほうがいいと言われたので、おとといその剣山がアマゾンから届きました。剣山1つなのに段ボールが重いのなんの! 開けてみると、これまでのものよりも1周り大きく、びっくりしました。ヨガの時間に師匠にお会いしたので、「新しい剣山、重いんです。(笑)」と私が言ったから、今日は、早速「剣山見せて!」と師匠が笑いながらおっしゃて、お見せすると、「あら、どんだけ大きいのかと思ったわよ。(笑)」と。

 しかし、いつもより一回り大きいだけで、作品が自由に! 自分で集中して生けたあと師匠から「あら、なかなかいいじゃないの」と。なので、「はい、剣山が大きいため、自由になりました」と言ったら笑っておられました。(笑)

 今日はちょっと応用系です。「真・副・控」は変わりませんが、「真」と「控」の間の空間がぐっと空くような、角度のつけ方で生けました。すると、ちょっとこなれた感じになってくるんですね。

 まだまだ意識できているところが少ないため、わからないでやっていることが多いと感じます。自分の仕事に関しては、どんどん意識できるところが増えてきているから、見通しがよくなっているのに対して、今から始める初心者のことに関しては、やはりまだ見えていないところが多い。見えないところが多い分、毎回大きな新しい発見が生まれます。師匠の生け方を見ながら、「ああ、そうやるのか」という目を肥やしていかないといけません。引き出しが多すぎるので、見どころ満載です。

 家に帰り生けなおしました。そろそろ花器も1つちゃんとしたのを買ったほうがよさそうです。剣山大きくなりましたので。

◎花材:紅すもも・スプレーカーネーション・アレカヤシ

◎第一応用立真型・盛花:真だけを右斜め後ろ10から15度の角度に傾けることが特徴です。真と副が前後に大きく開くことによって、奥行や空間がぐっと強調された、安定感のあるかたちになります。

 とはいえ、控がけっこう、モリモリになってしまい、あまり空間がとれていないように思います。

 こちらのひまわりは、我流です。(笑) ポイントは、花瓶のなかに100均で買ったミニ剣山を入れていることです。ひまわりの茎がとても太いので剣山に挿せば、ご覧の通りまっすぐ立ちます。それにしてもお花屋さんで買えないようなお花を使うことができるので、本当にありがたいです。逆に花がすごすぎて、怖気ずく場合もあるようですが、「あなたたちはよくやっているわね、ここで」と師匠が。(笑)一流になるには、一流から習うことが速いと思います。

 プレゼントもお渡しすることができました。青山にアトリエがあったようですから、お菓子屋のことご存知かもしれません! 今日もいい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。