いけばなお稽古#5 やまぶき・ブラックリーフ・スイトピー

 昨日のEVENTは、15:00からでしたので、お花のお稽古を13時から1時間だけして、その日にいけたお花を会場でもいけることができました。そして今朝改めてまた生けなおしです。

 この「山吹」という枝が、横に広がりすぎていまして、それを師匠はいとも簡単に1本目となる「真」の部分に、「真」らしいかたちにワイヤーのように絡ませていました。しかし、私がそれをやろうとすると30分くらいの格闘となりました。なのでこれは、奇跡の1枚です。(笑) お花がすべて正面に向いているのです。

 芸術に正解不正解はそもそもないのでしょうが、教科書的にはもう少しこうしたほうがいい、という部分もきっとあるのです。今はそのあたりが、まったく見当のつかないことになっていて、写真を撮ってみたものの、これでいいところがあるとしても、言語化できないものですね。

 久々に「初心者の感覚」を味わっています。面白いもので、英語も続けていけば、だんだん英語脳になってきて、覚えにくかった単語も浸透率がよくなってくるものです。まずは下地。何度もやって感覚に覚えさせるようにするために、言葉と感覚を行ったり来たりですね。巨匠の言葉を生け花ノートに書き残しながら、1年もしたら少しはわかってくるのでしょうか。

 セミナーがあるので、会場をそそくさと抜け、ハンコを頂くのを忘れてしまいました。(笑)