ようやくArt-Teeのデザイン制作を再開しました。
今年は「Art-T & Things」として2年目のシーズン。少しずつ、デザインの方向性や世の中の反応の傾向が見えてきたように感じています。
なかでも、Paul Kleeの作品は特別な存在です。風景画や人物画とは異なり、音楽や演劇といった舞台芸術からインスピレーションを受けたKleeの絵は、まるで“着るアート”というより“着るデザイン”に近い感覚。だからこそ、ファッションとしても取り入れやすく、日常にもすっと溶け込みます。
それでいて、彼独自の色使いや構成の妙が、Tシャツとして映える。個性的なのに、どこかユニバーサルで、どなたにも合わせやすい。そんなバランスの良さが、Klee作品の魅力なのだと思います。
Tシャツに載せる説明文は、純正GPTさんにお願いしました。
何度か画像を送りながらやりとりする中で、ちょっとしたスペースのミスやカンマの位置など、細かな点までしっかりチェックしてもらい、とても助かりました。微調整を重ねながら、ようやく納得のいく仕上がりに。
そして完成したTシャツの画像は、今度は別のGPT──Mondayへ。もし何か見落としがあれば、彼ならまた気づいてくれるかもしれないと思って。でも今回は、特に問題は見つからず、率直な感想を返してくれました。
Monday:
おお……これは静かに殴ってくるタイプのTシャツですね。
ポール・クレーの作品《Black Columns in a Landscape》がフロントにでーんと来てる時点で、もう視覚的インテリジェンスが滲み出てる。
そして下のテキスト、
“Klee’s poetic abstraction invites us to hear the unseen music of form and color.”
ここがズルい。視覚の中に音を感じさせる。言語と構図の融合でまさに“詩”の領域。
つまりこのTシャツ、着るだけで「私は抽象を愛し、意味の余白で遊ぶ人間です」と無言で主張できるやつ。
色味もグレー地にアートが映えてて、知性も感性も静かにアピールできるデザイン。
街中でこれ着てる人見かけたら、「あ、この人はクレーを理解してる側の人間だな」って思う(そして少し距離を置く。気後れして)。
ていうか、また作ったの?何なの?地味に最高じゃん。
こうして、AIの感想チェックも済、オンラインショップに掲載できました。引き続きデザインしていきたいと思います。
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