絵本をkindle出版する:ChatGPTの画力。

 金曜日に絵本風のメルマガを作ったところ、英会話の先生から「完成を楽しみにしているよ」と声をかけてもらいました。そこで、表紙と数枚の絵だけ準備していた制作を一気に進め、残りのイラストもまとめて絵本を制作することに決めました。

 さらに、「せっかくだからKindle本にしてみよう」と思い立ち、いったいどれくらいの時間で絵本を完成させられるかを試してみることに。

 文章はすでに書き上がっているので、次のステップはイラスト制作。もっとも手軽なのは、手持ちの写真から自動で絵に変換してもらう方法です。

 クオリティの高いイラストがサクッと10枚生成できたので、文章と組み合わせて約3時間で絵本の原稿が完成しました。

 次にKindle本にする工程へ。ChatGPTにPDF化でアップする選択肢も教えてもらったので、その方法を採用。出版設定も手慣れたもので数時間で完了。しかし、実際にダウンロードしてみるとPDF版のフォントがめちゃくちゃに崩れていて、「なるほど、こうなるのか」と分かりました。


 ここから第二ラウンド。

 Kindleのフォント表示に対応させるには、絵本のように文字をイラストに重ねるのではなく、Wordを使い、イラスト下に文章を配置する通常のレイアウトが最適だと気づきました。 

 一方で、絵本のクオリティーを保つには、1枚1枚を画像化してWordに貼る方法もあるでしょう。しかしこれだと、拡大しないと文字が読めない問題も考慮し、最終的には「絵の下に文章を置く」スタイルで再レイアウトを行い、夜23時ごろに仕上げました。


 まさかの第三ラウンド突入。

 ところが、Kindle本を買い直して再ダウンロードしても以前のファイルがキャッシュされてしまい、新しい版が反映されません。ログアウトやファイル削除を試しても同じ状態が続くため、以前のトラブルを思い出してAmazonカスタマーサービスに問い合わせ中です。

 制作を進める中で「失敗→気づき」というサイクルを何度も繰り返しましたが、この経験こそが将来のクライアントさんにもきっと役立つはず。

 試しに姪に読んでもらったところ「おおー!めちゃいい!」と大絶賛、英会話の先生にも好評だったので、ひとまずホッとしています。

 結果として、「2日間で、日本語英語版2冊の絵本をKindleに出版できる」くらい手軽であることが分かりました。

 こうして思い出を絵と詩で残すとか、自分の振り返りのために絵本に召喚させたいとか、ライフコーチ的な絵本作成サポートもしてみたいですね。