5月から書き始めた自叙伝『Grit & Glamor』の最終話が、ついに本日完成しました!英会話レッスンも35回受講し、約20万円の自己投資。毎週金曜日に英会話の予約を入れていたおかげで、途中で止まることなく、筆を進め続けることができました。10万文字を超える物語を書く中で、英会話の先生たちのリアクションに何度も励まされ、支えられてきました。
実は、書き始めた当初から最終話の内容だけははっきりとイメージしていました。そのエンディングを意識しながら、途中のストーリーを書き進めていったのです。もちろん、これは自叙伝なので「内容を決めた」といっても実話そのもの。ただ、どのエピソードをどのように描くかは、執筆を進める中で何度も試行錯誤しました。
今日の執筆は、朝9時のスタートでした。その前に部屋の掃除機をかけ、心を整えてから机に向かいました。実は何カ月も前から最終話の下描きを準備していたので、今日はその下描きをAIを使ってブラッシュアップする作業が中心でした。自分のアイデアをさらに膨らませ、ClaudeやChatGPTを行き来しながら進めた結果、最後はChatGPTが大活躍。
「映画のエンディングのようなフィナーレを目指したい」と伝えたところ、いくつかの提案をもらいました。その中に、まさに理想そのものと言えるアイデアがあったのです。自分では思いつかないような文章に感動し、「こんな風に書きたかった!」と心が震えました。仕上がりは最高のものになったと自負しています。
英会話の先生はどんな反応をしてくれるのだろう、と少しドキドキしながら最終話を見てもらいました。読み終えた先生は一言、「完璧すぎるラスト」とコメントしてくださいました。そのうえ、ChatGPTの英語の言葉選びが非常に良かったとのことで、自分の言葉とAIの助けが絶妙に調和していたのでしょう。5月以来、毎週先生に原稿をチェックしてもらっていたのですが、「インスパイアされる内容で、マンガを読むように楽しませてもらった」と言ってもらえました。その言葉に、先生と一緒に達成感を分かち合えた2024年最後の英会話レッスンとなりました。
こんなに強烈な達成感に包まれた執筆体験は、これまでになかったかもしれません。自分の過去を丁寧に振り返り、書き記すことの大切さを改めて実感しました。多くの人が、過去を振り返ることなく、その時の曖昧な印象だけが心に残り、それがやがて「自分の過去」として上書きされてしまうことがあるでしょう。でも、今回の執筆を通して、今の自分があの頃の自分としっかり向き合ったことで、多くの気づきがありました。その中でも一番大きかったのは「感謝」の思いです。
大人になればなるほど、人生において感謝の大切さに気づかされるように思います。自分が歩んできた道のりを振り返り、その中にある人とのつながりや出来事に感謝の気持ちを抱ける。そんな視点を持つことで、「良い人生だった」と心から思えるようになるのだと思います。40代最後の年に、自叙伝という形でそれを記録できたことは本当に大きな意味がありました。2024年は、これまでの人生を振り返りながら、「最高の年だった」と心から思える、不思議で特別な時間でした。過去を振り返ることで、現在の自分がより鮮明になり、未来へ向けた確かな一歩を踏み出す力になることでしょう。あとは、kindleアップに向けてもうひと仕事です。
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