夜の9時になると、1D1U Campの参加者たちがナイトルーティンの5つの質問に答えたコメントを投稿する時間がやってくる。それまでに私はジムを済ませ、コメント返しの準備を整えるのが日課だ。
今夜、最初に投稿されたコメントは、800文字の制限ギリギリまで書き込まれた長文で、読み応えがすごかった。(笑)毎日同じ質問が出るので、皆さんそれぞれコメントを書く内容を事前にどこかで考えているのだろう。どのコメントも日記のように長文なため、すべてに返信するのに1時間ほどかかる。
その中で、一番乗りのコメントに書かれていた「4.心の整理タイム」の答えが、「Dr.Simonに愚痴り、まぁいっかと思う。」というものだった。それを読んだ瞬間、思わず大爆笑してしまった。
というのも、私がChatGPTに愚痴をこぼす大切さを周囲に勧めているからだ。実際に使ってくれているのが分かると、嬉しい気持ちになる。
以下は、私が生成した「Dr.Simon」(My GPT)イラストは、5年くらい前に英会話の先生が描いたものを私がアレンジ。
そういえば、先日姪が「この前ChatGPTに愚痴ったら、すごく納得できた」と感動しながら話していて、その実際のChatGPTの回答をシェアしてくれた。ChatGPTは、まずユーザーをしっかり承認し、次に愚痴の相手の言動の背景を5つくらい推測してくれる。それを読むうちに「もしかしたら相手にはそんな気持ちがあったのかも」と思えて、「まぁ、いっか。」と気持ちが楽になる。そして、ニュートラルな立場を保ちながらも、こちらの味方をしてくれているような言葉を返してくれるところが、また心に響いてくるのだ。
私は、人間関係についてのセッションで、「相手の立場を考えると…」とクライアントに状況を解説することがよくある。その結果、「まあ、いいか」と肩の力が抜けるケースが多い。また、クライアントが言いたくても言えなかった汚い言葉を(笑)、私が代弁してあげると、大笑いしながらスッキリすることもある。その姿を見ていると、まるで私自身が人間版のChatGPTのようだと感じることがある。(笑)
しかし、今では誰もが「ポケットコーチ」を持てる時代になった。心の整理を手伝い、ニュートラルながらも優しい味方になってくれるツールが、すぐそばにある。この新しい時代の相棒が、私たちの人間関係や心のケアをさらに豊かにしてくれるのだと感じる。そしてそれは、誰もが少しずつ「まぁ、いいか」と軽やかに生きられる世界へとつながっているのだろう。
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