姪の数学の単元に、とうとう「サイン・コサイン・タンジェント」が登場しました! といっても、私はほとんど忘れてしまっています。ただ、その響きに何かノスタルジックな雰囲気を感じて、早く思い出したいと心躍らせていたのです。(笑)
問題には直角三角形が描かれ、2辺の長さだけが記入されています。そして、それぞれサイン・コサイン・タンジェントを求めよという問題。名前だけ覚えていて、中身を全く忘れてしまった私は、できればきっと40分くらいで終わるはずのプリントに、なんと3時間もかかってしまいました。出来る人から教わったほうがいいと思うのですが、逆に私とならば、習得までのプロセスを一緒に体験するジャーニーができるのです。(笑)
ChatGPTも活用してみましたが、写メで問題を送るとちゃんと認識していないことも少なくありません。AIは間違えることも多いのです。それもあって、姪と口論になったり、チンピラ家庭教師のように。おばさんという立場上、お互いがどんなに悪態をついたとて、最終的にはコントになってしまうのです。(笑)
どうにかレポートを終わらせることができた姪。私は、帰りの電車でYouTubeにて三角比についての動画をいくつか視聴して、公式を覚えていないまま挑んだ問題たちが、私の中で問いとなり、動画を見終えて再び問題を解くと、見事に答えが出てきたのです。
もはや、私は脳の動きの実験をしているかのようでした。忘れたとも違う、ほとんど記憶の彼方の問題を、公式を用いて解きながら、どうにか回答を出し。そのあとで動画学習すると、果たして脳にどのような効果をもたらすのでしょうか? そしてよくわからないままだけれど、何度も同じ単元の違う動画を視聴することでの、脳のシナプスのつなぎ具合はどうなるのか? 興味は尽きません。
ちなみに以下の動画は、ものすごい総集編、テンポもよく、面白かったです。動画を繰り返し見ることによって、だんだんと共通部分が見えてきて、頭の中に入ってくる感覚が楽しいです。きっとドーパミンがでているのでしょう。
いつも通りジムへ行き、23時くらいから再開したサイン・コサイン・タンジェントトのシンフォニー。就寝前までに、姪のプリントの問題を全て解けるようになりました。これは、脳みそが自動的にやってくれることと、大人になったことで脳の整理がうまくなったこと。そして、動画の時代のお陰で、目と耳からの学習が非常に効果的に働いたということの証なのでしょう。
日常でよく見る三角測量とは、直接測ることなく、距離や高さを測ることができるというもので、三角比は私たちの生活に密着しているんです。つまり、直角三角形の直角とそれ以外の角度が1つわかると、三角形の辺の長さの比が決まるということ。2辺がわかれば、三平方の定理を使い、もう一辺もわかります。
とりあえず基本がわかったので、この先の「三角比の相互関係」の公式3つを覚えて、次に挑みたいところです。
公式を覚えると言っても、数学は暗記教科ではありません。姪は「なぜこうなるのかを知りたいから教えて」といつも言うので、そこは偉いです。それが説明できなくておばさんは困っているのに。(笑)
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