査定からの学び。

 先日、セカンドストリートに出した査定結果が返ってきました。予想していたよりもかなり低い金額だったものが多い中、意外にも高値がついたものもいくつかありました。実際に査定を受けてみないと、本当に価値がわからないものですね。良い勉強になりました。

 具体的には、購入価格の合計はおよそ25万円だったと思いますが、査定額は全体で約1万2千円ほどでした。それに対して、KOMEHYOに出したリングは、購入金額の13%で買い取ってもらえたので、やはりジュエリーの方がバッグや服よりも価値がつきやすいようです。

 また、KOMEHYOの担当の方が話していたのですが、CHANELやLouis Vuittonがなぜ高額査定になるかというと、アウトレットが存在しないからだそうです。もしアウトレットがあれば、査定額は当然アウトレット価格を下回ることになります。また、並行輸入品で購入できるブランドも、価格が下がりやすい傾向があるとのことでした。

 

 最近は、ブランド品よりも、機能性や収納を重視したミニマルなものが好みです。服も、もっぱらオリジナルTシャツばかり。Tシャツなら、捨てる時もあまり未練が残りませんし、コットンなどの天然素材なのでサステナブルでもあります。

 振り返ってみると、以前は服やカバンは「持つこと」に価値を見出していたのかもしれませんが、今は「使うこと」や「持たない選択」に心地よさを感じています。必要なものだけに囲まれる生活は、思いのほか快適で、身軽な気分で毎日を過ごせています。物への執着が薄れると、本当に大切なものが自然と見えてくる気がします。

 次のART TEEとして、マティスのアネモネでスウェットを作ろうかと考えていますが、アネモネは春ですね。