アルテシマ 2代目10年目くらいの剪定!

 2007年から育て始めたアルテシマの初代が、2014年に2代目へとバトンを渡し、それからもう10年が経ちました。成長は順調で、天井に届きそうなほど伸びていたものの、途中で横へと角度を変え、天井を突破することは免れました。しかし、昨年から鉢底に水を貯める方法に切り替えてからは成長が著しく、逆に、古い葉が次々と枯れてしまいました。そのせいで、見た目が少し寂しくなってしまったのです。

そこで、8月にはどうしようかと悩んでいた剪定を、ついに決断しました。夏の生育期は終わりかけですが、太陽の角度が低くなり、ベランダにも光が入るようになってきた今、気温が15℃以上あれば剪定しても大丈夫とのことだったので、思い切って実行に移しました。前回の剪定は10月で、3本のうち1本だけが根付くことに成功したので、今回もきっと大丈夫だろうと信じています。

 横に伸びた2本の枝をカットし、水耕栽培をスタートさせました。おそらく1カ月もすれば根が生えてくるので、アルテシマ3号や4号といった「孫たち」がまた増えていくことでしょう。

 それでも、本当は一番立派で太いメインの枝を切るべきなのかもしれません。けれども、2メートル近くまで育てるのに10年もかかったことを思うと、なかなか勇気が出ません。今、自分のホームページも大改造中なので、植物と自分の成長がリンクしているように感じずにはいられません。のれん分けしたアルテシマたちが、これからも順調に育つように、見守っていきます。