空間の魔法:配置換えで見違えるインテリア

 先日、民泊をはじめたばかりのクライアントさんから「インテリアコンサル」の依頼を受けました。遠方のため、Zoomでのセッションです。そんなことは初めてでしたが、普段からインテリア系のYouTubeチャンネルをよく視聴しており、写真を見ただけで的確なアドバイスをされていたので、Zoomなら直接観て指示し、その場で変化も見られて楽しそうです。

 私はインテイリアのスペシャリストではないですが、なぜかご依頼をいただきました。ありがとうございます。なんでもやります!(笑) その模様は、LifeCoachブログの方に書いています。

 セッションは1時間、寝室、リビング、ダイニングの配置換えや置き方の可能性を考える時間に充てました。特に、TVボードや大きめのソファー、テーブルの位置を少し変えただけで、部屋が広く見えたり、違和感がなくなったりしました。クライアントさんからは「リビングルームになった!」「ダイニングらしくなった!」と喜びの声をいただきました。

 よくあるミスとして、「部屋を広く見せようとして、すべてを端っこに置いてしまう」ということがありそうです。クライアントさんは、コードが見えるし、ソファーベッドがあるからということで、TV台を左端に置いていました。隠そうとすることを目的にしてしまっては、本末転倒です。たまたま私がよく観ているインテリアのYouTuberも同じことを指摘していました。風水的にも角を空けることは良いことのようです。

 ダイニングルームでは、すりガラスの扉を壁のように扱い、そこにつけるような形で、長方形のテーブルを置いていたことでした。テーブルの角度をキッチンと直角に配置するようにしただけで、すりガラスの扉が生かされ、「ダイニングらしくなった!」と感じられる空間に変わりました。インテリアも見た目が大事です。

 リビングでは、TVボードが真ん中に配置され、ソファーベッドがその直角に配置されるようになったことで、窓際に観葉植物も置けそうなスペースが生まれました。

 私の部屋は、自身で10年以上育てている巨大なアルテシマ木が生息しています。窓が大きく、植物が大きいというだけで、個性のある部屋になります。また、植物を置くことでインテリアが常に変化するのも面白いです。今は、植物の生育期なので、新芽や蕾が毎日形を変えていくことを楽しんでいます。

 最近、パキラの成長が目立つようになり、私の部屋を訪れたひとは、パキラに目を奪われて、なぜかパキラに話しかけてしまいます。(笑)ペットボトルからの給水式で水を与えるようにしてから、その成長ぶりには驚かされました。改めて、植物の成長には水が不可欠であると実感しました。

 こんなふうに、インテリアの工夫ひとつで空間は驚くほど変わります。Zoom越しでも、しっかりとしたアドバイスができたことに満足し、クライアントさんの喜ぶ姿にやりがいを感じました。そして民泊ですから、セールスアップにつながることを願っています。