『SHOGUN』遂にフィナーレ…からのSHOGUNロスへ。

　今日は『SHOGUN』の感動的な最終話が配信されました。特に第8話以降の展開は心を揺さぶるもので、涙なしには見られないほどでした。

　主演女優賞ものの澤井杏奈さん（ハリウッドで活躍中なので、日本人なのに存じ上げませんでした）演じる鞠子の物語、第9話「紅天」を震えながら見た私は、最終話に向けて、まるで戦に備える武将のように身構えてプロジェクターの前に座りました。(笑)

　歴史のとおり、「関ヶ原の闘い」がどのように描かれるのか、心待ちにしていました。

　そして迎えた最終話、画面から目が離せませんでした。美しい映像と心に響くセリフは、見る者の心を強く捉え、涙を誘います。ストーリーはこれまでの伏線を巧みに回収し、空想の関ヶ原の戦いを通じて、SHOGUNのラスト、戦国時代の終焉を感じさせるものでした。

　関ヶ原の戦いは1600年、日本の歴史上非常に重要な節点です。この戦いで徳川家康が勝利し、その権力を確立。徳川幕府が設立され、約260年にわたる平和な江戸時代が始まりました。関ヶ原の戦いは、意外にも速く決着し、西軍の中で重要な役割を果たすはずだった幾つかの大名が戦の途中で東軍に寝返ったことが、速やかな決着に大きく貢献しました。

　『SHOGUN』はそんな歴史の裏舞台を鮮やかに描き出し、徳川家康によってもたらされた平和を再認識させてくれます。日本の太平の世はそこから始まったのかと思うと、感謝の気持ちとともに、涙が流れてきました。

　時代劇は観たことがありませんでしたが、ハリウッド制作の時代劇ということで、思わず観たわけですが、日本人よりも海外の方が騒がしくなっている状況も、私が観る要因になりました。かっこよすぎる時代劇でした。『エミー賞』の呼び声高いようなので、これからのショーレースも楽しみに、しばらくはYouTubeのレビュー動画を楽しむでしょう。

　『SHOGUN』のキャストの一人一人が本当に素晴らしい演技を披露してくれました。役作りはまさにハリウッドレベルで、いや、それをも超える日本独自の表現が、世界中の観客を驚かせたことでしょう。特に真田広之さんには感謝の言葉も足りません。『SHOGUN』が今後、国際的にどのように受け入れられ、評価されていくのか、その展開が非常に楽しみです。すでに「SHOGUNロス」を感じているほどです。

"SHOGUN" finally reaches its finale... leading to SHOGUN loss.