自分に似合う服を知りたい人はいませんか? そういう方が、何から始めたらいいのかと考えたとき、今の時代だとカラー診断や骨格診断をしたらいいという考えになるそうで、昨日のアパレルの元同僚も教えられるように学んだそうです。そして実際に自分のクライアントに、教えてみたようなのですが、教科書の棒読みになってしまい、(笑)あるクライアントから「あなたらしさが全然生きていない」とフィードバックを受け、ハッとしたそうです。
その話を聴いて、私は言いました。「診断とかあるけど、結局、コーディネート次第ですよね。どう似合わせていくかでしょ」。すると、「そうなんです! 私自身が、骨格診断もカラー診断も受けていないんです」と本音を引き出してしまいました。(笑)
20年前、私がアパレル店長のとき、「カラーアナリシス」という言葉をメンターの金井さんから聞き、検索してみたところ、「カラー診断」の先生を見つけました。日本にそのメソッドが来たばかりの時代です。なので、他と比べることなく、そこしかない感じでした。私も調べてもらいたいと思い、私ともう一人のスタッフを連れて行きました。カラーの布を顔の下にどんどん当てて、本当に色次第で、顔色が変化することに驚きました! しかも、同僚と全く違う色が私には似合いました。
その診断してもらった様子を、ブログにも書いたところ大好評でした。私も勉強になって、接客にカラーアナリシスを取り入れました。説得力が増し、客単価アップにもつながりました。
一度知識として知っておくと、顔移りのよい色を選べるようになります。そうすると、服が好きになっていきます。そしてだんだん気づいてきたことは、「コーディネート次第」ということでした。モデルさんは何でも着こなしているからです。服のコーディネートや着こなし、姿勢が、全体をいい感じに仕上げていくのです。
つまり、カラー診断は「服に興味を持つ」ための入り口であり、その先は、「どう似合わせていくか?」というテーマに取り組んでいくようになります。真のスタイルは自分自身で探求し、創り上げていくものです。
そう考えてみると、私のART Teeは、何を着たらいいかの悩みを超越し、巨匠たちの力を借りて、これを着ればオシャレに見えるよというものを作っているのです。それに気づいてもらえたら、もっと売れるのにな。(笑)
0コメント