弾き語りレッスン:どう歌いたいか?

 3月には、一ヶ月ぶりのピアノ弾き語りレッスンに戻りました。2月は咳と胸の筋肉痛で苦しんでいたため、ほとんど歌うことができませんでした。しかし、この期間、ピアノを弾きながら歌う際に焦点を当てるべき点について、貴重な指導を受けました。

 どう歌いたいか? ボイトレのレッスンのときから問われていたことですが、子供のころから淡々とした性格のため、(笑)私にとって歌に感情を載せたり、歌詞よりも音やリズム重視で入ってきてしまう感覚が優位です。しかし、「歌詞が聞き手に伝わるように歌う」という観点で考えた時、すべてが腑に落ちました。ブログを書く時も、自分の感情を表現するよりも「読者に伝わるように書く」ことを意識しているので、この考え方がピアノ弾き語りにも適用できると気づき、「伝わるように意識して歌う」ことで、感覚的にも違いを感じ始めました。

 そういえば、マクドナルドに勤めていた時、スマイルがとても苦手で、アルバイトに「どうしたらあなたのようにスマイルができるの?」と質問をしたら、「お客様を笑わせようとしている」と答えが返ってきたことを思い出します。自分が笑おうとするのは難しいけれど、相手を笑わせようとするのは得意です。今は、自分で自分のことをわらってしまうことが多いですが。(笑)それはある意味、自分をメタ認知しているということかもしれませんね。

 そして弾き語りのとき、座っているため、腹式呼吸で歌いづらくなる問題や、カラオケとは違って、自分のピアノ伴奏に合わせて歌うこともできるという特徴を生かしきれずにいたのですが、これらの問題もだんだんと解決してきている気がします。

 春分の日は新しいことを始める良いタイミングだと言われますが、私は既に取り組んでいることを新たな形で継続することに喜びを見出しています。そのため、春分の日の決意としては、現在行っている活動をそれぞれ発展させ、これらの習慣を通じてシンフォニーを奏でていくことです。いつも通りの宣言です。


P.S. 4月の1D1U Camp お忘れではありませんか?