ユーカリ in 苔玉

 昨日はRITZのあと、いつも寄っていく代官山TENOHAへ。中庭のプランツを見ようと外に出てみると、マルシェが見え、お花屋さんがありました。毎年冬にビオラかシクラメンをベランダに飾っているので、最近よく探していました。しかし、なかなかこれというのが見当たらず、買い損ねていたところ、出逢ってしまいました!

 お会計をしようと店員さんに言うと、お会計は店内のようです。用意をしてくれている最中に「このビオラの色がいいですよね」と感想を言うと、そこから話にも花が咲きました。私は、「ファッション関係ですか?」と聞かれたのですが、「ライフコーチの仕事をしていて・・・」と言うと、「ちょうど必要です!」とおっしゃっていただきました。 

 個性的な盆栽のような、苔玉の植物もあったので、このことについても尋ねてみると、店主=職人ならではの知識をいろいろと教えてくださいまして、次から次へと出てくる専門的な話に関心しきりでした。私は植物が好きだけど、周りに話せる人がいなかったので、こんなに話せるなんて嬉しいことです! 気づけば、苔玉に手を伸ばしていました。(笑)

 とくに、この苔玉の話。普通だったら、ユーカリって大きいですけど、この苔玉がこのユーカリにとってすべてで、この土の大きさに合わせて育った結果なんだそうです。このユーカリにとっての土地。基盤なんですね。深い話だなぁと。人間に置き換えてみても、可能性が拡がる土壌(自己基盤)で、その人の成長が決まると言っても過言ではないかもしれないです。

 苔玉の下に、苔が腐らないように石を敷いてくださいと言ってましたので、7月にスイスのモンブランで拾ってきた小石が、今になって活躍してくれました! モンブランの石の上にずんと苔玉を座らせたことで、ユーカリも居場所を見つけて嬉しそう。キラキラと光る小石、モンブランパワーも吸い取っていくでしょう。

 この苔玉は培養土で作られているから、日々観察をしてみると、キノコが生えたりすることもあるそうです。植木鉢では土の中がのぞけないので、なんだか新鮮ですね。

 ひとめぼれのビオラはこちら。花がなくなったあとに、どこをカットすればまた花が咲くのか? なども教えていただきました!春まで持たせたいです。

 

 写真は恥ずかしいとおっしゃっていましたが!(笑) フェイスブックでお知合いとなりました。昨夜就寝前に、突然閃いたことがあったので、さっそく相談させていただきました。2週間くらい考えていたことが完了です。こんな形になるとは! 楽しい時間をありがとうございました!

★HP:榎戸園