実写版『Barbie』鑑賞へ。ライアン・ゴズリング推しの母は、先に吹き替え版も観ており、２回目の鑑賞です。「なかなか深かったわよ」という感想でした。
監督は、『レーディーバード』や『ストーリーオブマイライフ』のグレタ・ガーウィグ監督。そして、主演のマーゴットロビーもプロデューサーとして参加しています。一体どんな映画なのか？
赤ちゃん人形とおままごとの世界から、時代は理想的な美貌とスタイル、男女の壁も易々と飛び越えて、いろいろな職業、宇宙飛行士までするバービーへ。そんな時代の進化を表現するのに、2001年宇宙の旅のオマージュからはじまって、その壮大さにウケてしまいますが、今思えば、それほど壮大なテーマであることを暗示していたかのようです！
そして、いよいよシーンは、バービーランドへ。バービーランドに住むバービーは、いろいろな職業のバービーとその仲間たちと毎日楽しく、夜は、ガールズナイト三昧の完璧な毎日を過ごしていました。バービーランドは、大統領も女性だし、医者も女性だし、ノーベル賞受賞者も女性だし、女性がみんな大活躍なのです。
一方、おまけのようなケンたちは、バービーから視線を送ってもらえることが喜びの日々、つまり、バービーからの承認されないと、生きている意味がない感じ、(笑)
そんなある日のガールズナイトで、バービーは死を意識してしまうんです？！ それが発端となって、人間世界へ行かなくてはいけなくなりました。ひとりで行くはずでしたが、ケンがついてきちゃいました。
ケンとバービーが人間世界に着くと、それぞれが別の目的で単独行動するのですが、そのとき目にしたものは、人間世界は男性優位で、女性はそれについていくだけの世界。美しさの基準さえ違い、バービーランドとは、全く逆の世界だったのです？！そしてなんと、バービーのおまけでしたかなかったケンが、覚醒し始めます。(笑) この先は、是非劇場でご覧ください！
ほとんどの人が想像を超えた衝撃を覚えるのではないでしょうか。映画には多くの教訓があり、バービーもケンも自分探しをしているんですよね。人形なのに。(笑)
一方で、衣装、色、ダンスパフォーマンス共に最高で、ＫＥＮたちが大勢で踊るダンスシーンなんて、シュールで笑いが止まりませんでした！
とにかく考えることが多すぎて、映画が終わってから、頭の中がいっぱいいっぱいな感じになりました。１回目の鑑賞は、全体像の把握というかんじになったので、It's Kenough！（笑）になるまで鑑賞したいと思います！
P.S. 丸の内ピカデリーには、バービーの箱がありました。
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