映画『犬ケ島』鑑賞。(ウェス・アンダーソン監督作品)。

 2013年7月、初めて今の英会話の先生に会った日、「 ザ・ロイヤル・テネンバウムズ という映画を25回観たよ」と言われて、「この人はただものではない! 何かを持っている!」と見抜きました。(笑)そして、その日のうちに私はDVDを借りて観てみたわけです。英会話の先生のマッシュルームカットと絶妙にマッチしているなと思いました。それから、ウェス・アンダーソン監督作品を『ムーンライズ・キングダム』・『グランド・ブダペスト・ホテル』と観るようになりました。


 5月25日から公開中の『犬ヶ島』もやはり熱く薦められましたので、観てきました。まったくもって、観たことのない映画!信じられん!!! ウェス・アンダーソン監督は、毎回構図が不思議。登場人物たちの発想や動きも普通ではない。人間なのに。(笑) 映画の中の色使いがいかにもオシャレ。事前情報があると、この映画は楽しめるかと思いますが、何も知らないで行くと、私の母のように途中で眠ります。(笑) なので、あらかじめ事前情報を幾つか。


①ウェス・アンダーソン監督は、日本大好き。黒澤明をはじめとする日本の巨匠たちから強いインスピレーションを受けて作られている。


②外国人から見た日本である。

③20年後の日本。犬インフルエンザが流行り、犬を隔離するために「犬ヶ島」というゴミの島に犬たちが捨てられて暮らしている。そこに、自分の犬を探しに「小林アタル」という少年がやってくる。犬は英語を話す。少年は日本語を話す。基本通じない。(笑) 犬と少年・犬同士の友情物語。

④アニメーションは、CGではなく、すべて手作りのコマドリである!

⑤声の出演として注目すべきは、「スカーレット・ヨハンソン」。『Her』という映画でも声だけの出演でしたが、ほんとうにセクシー!!!

⑥やっぱり、ところどころそれが犬であろうとも、「ウェス・アンダーソン」の構図。そこがなんか嬉しくて、ニヤっとする。(笑)

⑦ノーCGということで、コマドリとは何ぞや?と調べてみたら、以下のメイキング動画を発見。感動。

⑧なんと、犬がメイキングインタビューに答えているワン!

 ということで、公式サイトの情報をすべて観てから、映画館へ!!! 全く見たことのない新しい世界があなたを待っています! ★犬ヶ島公式HP