『幸せの教室』 トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ

『幸せの教室』鑑賞してきました。

トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツのお二人というだけで、
観に行きたくなって行きました。
映画の説明などを読んでいると、お二人は親友という記述もありましたよ。
トム・ハンクスが脚本・監督もされているのだそうです。




なんで、よくある『幸せの・・・』という題名がついたのかな? と、
数ヶ月前の予告編で気になっていたのですが、
原題は『Larry Crowne』(主人公の名前)だからだったのですね。


さて、映画ですがとてもシンプルなストーリーでリラックスして見られました。
こういう感じのものも好きです。


大卒でないという理由から出世の道を絶たれ、
リストラにあってしまう主人公が、大学に通って、
人生を再スタートさせて行くという物語です。

あまりにも、人とのつながりの流れがとんとん拍子で、
何の障害もなく、すべてがいい方向に進んでいくストーリー展開は、
ハラハラすることもなかったのですが、逆にそこがよかったです。

観終わってから、心地よい風が心の中に吹いてくるような、
そう感じたのも、映画の中の「スクーター」のシーンが多いからかもしれません。







オスカー俳優・女優が日常のシーンを演じているところを見られるのを
貴重な感じもしました。全く特別感がなくて、さすがオスカーだと思いました。
特別な感じがしないから、映画を観ながら、共感しやすくて、
一緒になって嬉しくなっていたりする自分がそこにいました。笑


日本の映画よりも、外国の映画は、中年で夫婦がうまくいかなくなった者同士の
出会いものって多いですよね。
しかも、なんだかさわやかな感じを醸し出している。
そのあたりのパワフルさみたいなところは見習いたいですね。笑


いい映画でした。


風邪をひいて咳が出ていたので、1カ月間、映画館へ行くことができませんでした。
今日は久しぶりに行けて、改めて映画館が好きとわかりました。