『魔王』

『魔王』伊坂 幸太郎 (著)を読みました。
『死神の精度』を読んでいたので、それが『魔王』にもつながっていて、
個人的には一番そこが驚いてしまいましたが、そこは置いておいて。


魔王と言えば、シューベルトの魔王を思い出しました。
やはり本文中にも、その魔王について書いてありました。

子供は魔王がいると言うのに、父親は信じない。

自分の中の魔王的な存在に周りはきづかなくても、自分は見えている。
そして、探求し続ける。

そんな象徴が題名の魔王かと、勝手に思いながら。




ということで、まだ、色々メッセージがありましたが、
ふぁんふぁんふぁんとしておきながら、
次の伊坂作品をまた読んでみようかと思っています。