現代アートで写真展。

 9月11日の8周年トークイベントの会場は、とてもアートなスペースであるので、トークをするだけでは、会場の価値が、もったいないのではないかと思い始めました。
 そこで、思いついたのが、「トークイベント同時開催写真展」です!アマチュアですが、アートギャラリーで、自分の写真を展示してみるという体験をしてみたいと思っていました。

 既に、写真展のタイトルだけは決めていて、"How Romantic!"です。私が写真を撮る瞬間というのは、そんな気持ちになっていることに、人の感想で気づき、タイトルに使わせてもらうことにしました。




 それで、写真をどう飾るのか? 考え始めたのですが、まずはおもむろに私の部屋のフォトフレームを並べてみました。 



 んー。SHIBAURA HOUSEの会場のがオールガラス張りなので絶対に合わない! ということで、却下。そうすると、無印良品のフレームみたいなのがいいのかな? レンタルフレームをするにしても、色々手間がかかりそうだ。

 翌日の真夜中にふと思い出しました。昨年Parisに行ったとき、現代アートの展示がある「パレドトウキョウ」で、プロジェクターで写真を投影している部屋のことを。真っ暗の部屋で、写真がゆっくり流れていて、座ってボーっと見ることができて、何だか気持ちよかったのです。

 早速部屋でプロジェクター投影実験をしてみました。iPhoneでスライドショーを作り、ドビュッシーの曲を指定して、ワイヤレス小型スピーカーで音を流しながら改めて自分の写真約50枚を観ていました。自分の写真を初めて客観視している気になりました。

 人から写真を褒められても、そうでもないと自分では思っていましたが、ここ4年間のスローライフ&ヨーロッパひとり旅の結果、上達はしていることに気づきました。思えば、写真歴は30年くらいで、小学生の時から遠足にカメラを持っていって、人から現像代@30円を貰っていました。(笑)私にとって、唯一子供ころからしていることは、写真であることに改めて気づいたのです。

 ということで、額ではなく、投影という形での現代アート風で写真展をしてみることにしました。プロジェクターでは、ビジネス風味なので、布がいいと思いました。


 本日、新宿のオカダヤで布を購入し、100均で、ガラスにつけるフックと、すそ上げテープを購入。たまたま入った文房具屋では、イメージしていたクリップを見つけました。

 



 約1平方メートルの布に裾上げテープを施し、吊るして出来上がりです。









 スライドショーをリピートモードにすれば、ずっと流れてくれます。さすが、iPhone!
 これは、ありですね。明日、会場で投影させてもらう予定ですので、またアイデアが何か出てくるかもしれません。