『ザ・プレゼンテーション』 ナンシー・デュアルテ (著)

マクドナルド時代、新宿の本社で行われる
「ハンバーガー大学」のクラスに参加したとき、
初めてパワーポイントのプレゼンテーションを見ました。

中でも、プレゼンが上手なプロフェッサーがいて、
私も将来、そんなふうにパワーポイントを使って、
プレゼンすることが仕事になればいいな~と漠然と思いました。

で、それから9年後、実際そうなっていました。


プレゼンは、誰かに教わったことは一度もないので、
今までのセミナーは自己流で行ってきました。

「面接で話す時は、エピソードを語ることが伝わる」と、
就職活動の時に、私の通っていた大学に
中谷彰浩氏が講演にいらして、そう言っていたので、
相変わらず、講演をするときには、エピソードで語るを
頑なに守り続けています。

そのおかげで、昨年外部で行った講演では、
「12年間講師を招いて研修を行ってきましたが、
初めて全員が寝ませんでした」と言われました。

はい、エピソードで語ること。
守っていますとも。(笑)

しかし、何度もセミナーをするたびに、パワポのスライドの枚数は減っていき、
素敵なスライドを作ることじゃないことに、気づきました。(笑)

しかしながら、それ以上の発展ができていない自分に最近気づきまして、
新たなる視点を取り入れようと、最近こちらの本を買いました。






きっかけは、TEDのサイトの「ベンジャミン・ザンダー」氏の講演の素晴らしさでした。
その講演の分析も載っているとのことで、本書を見つけたのです。

で、忘れていたのですが、私がコーチングを勉強したところが主催していた
2007年のコーチ大会というのが東京国際フォーラムであって、
私は、ベンジャミン・ザンダー氏の講演をなんと、直接聴いていたというのです。
播磨さんに言われて、そうだった! と思いだしました。
あのとき、通訳の人が感動して泣いてしまったんですよね。


ちなみにこの本、2500円するだけあって、
オールカラーですし、凄い作りなんです。
本自体の作りが、プレゼンテーションに!!!

ますます、楽しくなってきましたよ。