『かないずむ』の書き出し。 

引き続き本の書き出しで悩んでいます。

クライアントさんに書いていただいている
私とのセッションのことについて綴った小冊子も、
今は、初稿が上がってきた頃で、
クライアントさんの書き出しについても
悩むことになってしまいました。

今まで、あまり気にしていなかったのに、
「出だしよければすべてよし」と言われてしまうと・・・。

そこで、私が2008年に発表した『かないずむ』
書き出しはどうだったのか? と、
4年来のクライアントさんとのセッションで話題になりました。


そうしたら、クライアントさんは『かないずむ』を
印刷して本棚に入れているらしく、
思っているよりも早く『かないずむ』がでてきました。


クライアントさんが読みあげます。

「サラリーマン時代の私は、自分の夢なんて、全く考えていなかった。
月々の給料がいくら上がるか?そのために、どのような仕事をしていくか? 
それだけを考える毎日」。


あれ、そんなに悪くない。(笑)
と二人で大笑いでした。


さらに、驚くべき事実が発見されたのだが、
このクライアントさんにとって、私はコーチというより、
メンターだったの?! ということです。

彼女にしかできない仕事を頼んだり、
共同で何かを作るのを手伝ってもらったり、
セミナーでは助手を頼んだり・・・。
自然と彼女の「仕事」を育成していました。

まるで、金井さんが私に仕事をくださったような、
それと同じようなことを・・・。
そして、クライアントさんは、天職とおぼしきものに辿りつきました。


つまり、彼女は、コーチよりもメンター視点で、
小冊子を書いた方が合点がいきます。

人の出会いについて、改めて必然を感じました。


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『かないずむ』

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