第98回草月いけばな展 | 「花は、私になる」鑑賞。

 ジムのYogaクラスをご一緒している、母と同い年の草月流の先生がいらっしゃいます。初めてお会いしたときから、独特な雰囲気を感じていました。そうしたら、やはり華道の先生ということで。ジムにいらっしゃるとき着てくる服も鮮やかな美しい配色&サングラスに大きな帽子。とってもチャーミングで、物腰柔らか。そんな風に歳をとりたいなと、密かにお手本にさせていただいています。それにしても、70過ぎて、時にはハードなポーズもあるヨガをなさるわけですから、それもすごいです!

 このたび、日本橋高島屋で「草月流いけばな展」があるというので、お母様もと、2枚チケットをいただきました。しかしながら、今日行こうと突然思い立ったので、1人で夕方のお散歩がてら日本橋へ。

 さて、草月流。聞いたことあるような、ないような・・・・。ネットで調べてみると、カーリーが元草月流のようです。一体、どんな感じの展示なのでしょうか?



 これは!!!いきなり、入口から想像外でした。草月流って、ものすごく個性的?!いけばなというよりも、アートの世界。好みです。



 おーーーーー!



 会場も大混雑。これは賑やかな展覧会だこと! というのも、700名の生徒さんの展示を2日ずつ、3回に分けての大展覧会のようです。その先生の展示が見当たらないな・・・・と思って、チケットを確認したら「第三部」ということで、10/29-30でした。ああ、チケットもう1枚余らしておいてよかった。2回目行かれます!



 個人的に惹かれたものを撮影しています。花から、風を感じたり、まとまったなかにも、季節ごとすべて感じられるものだったり、花の個性をさらに引き出したような、花そのものに、性格が投影されているかのような、感性がハイクオリティで驚きました。



 バックにピアノが流れており、ビルの中だというのに、深呼吸したくなります。こんなに心地がいいと感じた展覧会は初めてかもしれません。生け花というのは、本当にライブで、明日の展示中に、花が開花することだってあるわけです。生きている花々がこれだけ多く展示されていると、会場全体にとてもいいエネルギーが流れているのを感じました。



 こちらの大作は、家元作品! ★こちらにプロセスが!
 ここの前に立ったら、なんか離れがたく感るほどの吸引力がありました。ものすごい竹のエネルギーを体感することができたら、同時に自分にエネルギーがあることを感じられるのです。



 なんか、本当にすごい展覧会で、ご縁とご招待券をいただけて、本当にありがたかったです。しかも、間違えたことで、もう一度行く機会ができました。その先生の作品の感想を伝えたいと思います。
 このいけばな展は、Don't miss it!  お花のエネルギーを浴びに!10/31まで日本橋高島屋で開催中。