私はバスの中でパソコンを開いて、写真のチェックをしていて、いいこと思いつきました。
「夏休みの宿題、ここで仕上げちゃおうか? 作文くらい書けるんじゃない?」
「えーやだ。いいよー」
「ゆめちゃんが、しゃべってくれれば、パソコンに打っていくよ」
「えー」
「夏休みの宿題、ここで仕上げちゃおうか? 作文くらい書けるんじゃない?」
「えーやだ。いいよー」
「ゆめちゃんが、しゃべってくれれば、パソコンに打っていくよ」
「えー」
それは無謀でしたので、初めての文字入力を教えてみることにしました。
「じゃあ、自分でやってみる? ひらがながあるから、ゆめちゃんも打てるよ」
そうして、私もやったことのない「ひらがな入力モード」にして、パソコンを渡しました。
ゆめちゃん、バスのなかで"First nomad worker"。
「ねえ、『ひ』はどこにあるの?」
私もそんなの探したことがありません。(笑)
先にゆめちゃんに見つけられたりしながら、次の難関が。
「ちいさい『ゃ』ってどうやるの?」
「えーー?!」
そんな かな入力 したことがありません!
すると、7の上にちいさい「ゃ」を発見。
「ここを押しながら、押してみて」
「"ゃ"」
「おーーーーー!」
しばらくして。
「てんてん、ってどうすればいいの?」
そんな 濁点入力 したことがありません!
すると、@の右下のほうに濁点発見!
「ここを押しながら、押してみて」
「"だ"」
「おーーーー!押し方、すごいじゃん!」
しかし、文字が何度も消えてしまったり、
ハプニングも何度か起きましたが、
こどもは、諦めずに進めていくものです。
また、はじめから打ち直したりしながら、
打つのも早くなってきました。
そして、ようやくできた言葉は。
「ひとみちゃん大好き。ありがとう」
と打たれていました。
教えてないのに漢字変換もできたようです。
「夏休み中にパソコンできるようになって、作文をパソコンで提出するのもありだけどね」
「んーー」
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