教える側と教わる側のいいバランス。

 ボイトレレッスン風景の観察にクライアントさんをお招きしました。指導をされている方なので、どんな教え方の可能性があるか? 視点を広げる参考になるかなと思いまして。すごい顔をして歌っているところを指摘されましたが。(笑)

 宝地先生は、私のことを「教わり方が優秀」と言います。私も教わる姿勢をつくっているところがあります。
 マクドナルド社員時代から、「教わり方の上手い人」について、ずっと研究を重ねてきました。気づくと、余計に多く教えたくなるアルバイトというのが、何人かいました。私もこういう風にすれば、教えてもらいやすくなるんだろうな・・・と、教えながら、教わり方を学んだのです。

 それもあって、アパレルのときは社長から、独立前はメンターから色々と助言をいただき、独立できました。教わる側が、教える側を引き出していくことが、いい生徒だと考えています。



 そのクライアントさんと、そのあと対面セッションだったので、ローズソーダの写真なのですが。その方がこんなことを言っていました。「堀口さんのことを知人から紹介してもらったけれど、その人から堀口さんの話を聞いたときに、全然堀口さんのことを引き出せていない、って思ったんですよね」と。

 確かに、まだ2か月のお付き合いですが、そのクライアントさんから色々なことを相談されて、それに対応している間に、自分の能力にかなり気づくことができました。それが、他のクライアントさんにも応用でき、普段の発信もずいぶん変わったと自負しています。

 引き出されているなと感じていましたが、クライアントさんの口から「堀口さんのことをを引き出せていない」と言われたことには、結構衝撃でした。メンターの金井さんに「他の人は金井さんのことを引き出せていない」と言ったことなかったので。(笑)