クロアチア世界遺産の旅7日目は、アドリア海沿岸のトロギール・スプリット・シベニクを一気に巡ります。今日のガイドさん、スキンヘッドに、レザーJK、スカートの組み合わせで、モデルさんのようです!
■トロギール【世界遺産】
紀元前3世紀ごろから続く古都。城壁で囲まれた小島になっており、城、塔、住居、宮殿など、ロマネスクからゴシック、ルネサンス、バロックといったさまざまな時代の建物が保存されています。だんだんわかってきましたが、城壁があって、聖堂があって、青空市場があって…という街のつくりなんですね。
聖ロヴロ大聖堂…13世紀から15世紀にかけて建てられた建物。
入口に、アダムとイヴの像が両端に彫られています。
石畳の路地は、ローシーズンのためと早朝だったため、少し寂しい感じに映ってしまいました。
城壁の外には、おきまりの青空市場がありました。
海側に出ると紺碧のアドリア海に浮かぶボートの風景、何度見てもいいものです。
■スプリット【世界遺産】
続きましては、トロギールから27㌔離れたところにある「スプリット(Split)」へ。ザブレクに続く、クロアチア第二の都市です。古代ローマ皇帝が造った1700年前の遺跡があります。そして、いまでもそこに人々が暮らしているそうです。
バスを降りると、港町のカフェは人で賑わっていました。日本の港町は、漁船があったりして、渋いですが、ここは海のバクテリアが日本よりすぐないので、磯の香りがしないからでしょうか。カプチーノは美味しいはず! いかにも、バカンスな風景で心が躍ります。
この宮殿は、1700年前に、ディオクレティアヌス皇帝が晩年を静かに過ごすための宮殿として建設され、皇帝はここで6年を過ごしたそうです。しかし、皇帝の死後、この宮殿は数百年に渡って廃墟となったそうです。ところが、7世紀頃になると人々が残された石材などを再利用して自分たちの家を建て宮殿内に住み始めたとのことです。
また、宮殿内は今はギャラリーとしても使用されているようで、展示が行われていました。
それにしても、古代ローマ遺跡に住むってどういうこと?!夏でも石造りの宮殿内はクーラーがきいているかのように涼しい温度で保たれているそうです。
宮殿の外にグルグールの像があります。面白い名前。像の左足に触ると幸運が訪れるといわれてます!みんなが触るから、左足だけ黄金に輝いていました。
宮殿の東側の一角の青空市場の露店には、新鮮な野菜、果物がいっぱいです。母が「野菜の香りがよくするわ!」と感動していました。ヨーロッパのほうが、日本よりも農薬が少ないそうです。日本はきれいな形をしたものだけが、スーパーに並んでいますが、外国人からしたら驚くべきことなのだと、添乗員さんの小話にありました。不揃いが自然なのでしょう。
城壁の西側にナロドニ広場があり、カフェやショップが立ち並んで賑わっていました。スプリット記念に天然皮革のBAGを購入。オーストリッチ風。(笑)20ユーロって激安?!お隣の国、MADE IN ITALY 。色が気に入りました。私が買っていたら、同じツアーのおばさまがいらして、色違いで買われていました。「ら○ぽーとに使うわ!」と。帰国後、私はさっそく銀座で使いました。(笑)
そのほか、おみやげSHOPも充実していましたので、いちじくトッピングのチョコレートやドライイチジク、天然ハーブ入りの石鹸、はちみつ漬けなど購入しました。
お昼は、裏路地の石畳のテラス席での食事です。メニューはイカのグリル。私たち団体が到着してから、イカが焼かれ始めているのが見えました!うーん、いい香り!!!
アドリア海に面しているだけあって、このツアーはお魚料理、肉料理とバランスのよくて、毎回完食してしまいます。イカも大変おいしくいただきました!
■シベニク【世界遺産】
続きまして、71㌔離れたシベニクへ。
クロアチアのルネッサンス建築を代表する聖ヤコブ大聖堂は、世界遺産です。聖堂の建築は、1432年から100年以上に渡り、多くの建築家が携わっているそうです。最初はゴシック様式から始まり、途中からルネッサンス様式にプランが変更されて作られているそうです。レンガや木の補助を全く使わず建てられた石造建築が世界遺産の理由の一つです。
旧市街は、他の街よりもアップダウンもあったりしたので、少し違った写真が撮れました。
カップルの写真がお気に入りです!
観光後は340㌔離れたリエカまで、4時間のバスの旅。相変わらずパソコンの充電が続く限りブログ書きです。5時間充電が持つので、一睡もできないのです。実際のところツアーなので、移動疲れ、トラブルストレス、迷い歩きなしです。ストレスフリーダム。(笑)
参加者は60代、70代の方が多いので、母の世代です。皆さん、早起きが得意すぎて、朝の集合では出発10分前までには、バスにみんな乗っているという素晴らしさです!
夕食はホテルのコースディナー。ツアーの皆さんの顔も見えやすい大きな丸テーブル。7日目となると、お話も弾んでいました。
内容は、サラダ、パスタ、お魚料理、デザートです。クロアチアのビールは、ライトな感じで飲みやすいので、アルコールに弱い私もOKです。お魚もケーキも完食です。昼がイカだけだったので、相当おなか空いていました。(笑)
翌朝は、7:30出発。5時半モーニングコール。ああ、もうクロアチアとはお別れです…。
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