映画『マジック・イン・ムーンライト』鑑賞。

 ウディ・アレン監督最新作。映画『マジック・イン・ムーンライト』鑑賞。2日連続で、エマ・ストーンとなりました。エマ・ストーンと言えば、大きな瞳と低い声。セクシーで憧れます。目を瞑れば「キャリー・マリガン」の声にもよく似ているなと思います。映画『her』のスカーレット・ヨハンソンも低音ボイス。それで声だけの出演に起用されてますしね。英語という言語には、低い声がマッチするのでしょうか? 
 私の声は、以前は高めでしたが、ボイトレと精神的な変化で、段々と声が低くなってきました。英語学習とも関連付けて、低音ボイスに磨きをかけたいと思ってしまいました。

ハリウッド女優の低音ボイスがまとめられたサイト発見しました。




 さて、ウディ・アレン監督の最新作は、ラブコメでした。1920年代、ベルリンの劇場。いきなり中国人に扮したマジシャンが出てきて、何事か?!と思ったら、コリン・ファースでした。(笑)そのコリン・ファース演じるスタンリーが、同じマジシャンの友人に「美人スピリチュアル占い師のタネあかし」を頼まれて、南仏へ旅に出るところからストーリーが始まります。

 頭が固くて皮肉屋のイギリス人男性スタンリーは、占いは信じないけれど、彼女には一瞬で恋に落ちたはずなんです。だけれども、とにかく理詰めな彼ですから、自分の気持ちにもなかなか素直になれずに、ずっとひねくれたまま物語は進み....。一方、占い師ソフィーも、どこかのタイミングで皮肉屋やスタンリーに心が動いたのかなぁ…。嘘かほんとかわからない占い師。2人とも、ずっと本音を隠したまま、心を騙し合いながら物語が進みます。エマ・ストーンの怪しい演技には笑ってしまいました。(笑)

 最後ほうのシーンで、スタンリーが唯一信頼しているおばが、何気にカードゲームをしながら、スタンリーのたわごとを傾聴し、誘導して、本音を吐き出させるところは、かなり見物だと思います!誰もが思わず、心をさらけ出してしまうような引き出し方に、自分とも重ね合わせてしまいました。(笑)

 マジシャン、コリン・ファースも、占い師エマ・ストーンも、ウディ・アレンが憑依してるんじゃないかっていうほどの態度とセリフ。男女の軽妙な掛け合いも見どころです!音楽も衣装も南仏の風景も、薔薇のガーデンも、うっとり要素満載で、癒されました!

 ウディ・アレンは、何を教えてくれたのか? 恋の駆け引きの仕方なのでしょう。勉強しなくちゃ。(笑) 


 
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