What's the most important thing me to do as a newcomer?

 今年に入り、講演やインタビューといった形で、私の経験談を語る場が少しずつ増えてきました。例えば、傾聴についてでしたら専門的な部分ですが、インタビュー、講演となると、私の体験したことを、そのまま話してくださいということになります。

 「昨日、WEBで動画を使っている人として、取材がありましたよ」といつもの英会話のインストラクターに近況を話すと、「何聞かれた?」と質問が返ってきたので、「ライターの人はアントレプレナー2年目だから、私にいろいろ聞いてきた」と答えました。そうしたら、"I'm an entrepreneur, a newcomer. What's the most important thing me to do as a newcomer? "と咄嗟に質問されたので、当たり障りのないことをとりあえず答えてしまいました。しかも、いつも冗談ばかりを言うインストラクターのため、私もその流れに乗って。

 
 ところが、質問って不思議なもので、ずっと心の中でリフレインするものです。レッスンが終わってからすぐに違和感がでてきて、家に帰ってから、質問の答えになっていなかったことを気にしている自分に気付きました。

 アメリカの調査では、立ちあげビジネスのほぼ9割が5年以内に消滅するという驚くべき事実があるそうです。そう考えてみると、私が独立して9年目に入れたのは、1割の少数派のほうに入ってきたということ。なぜ、継続できているのか? と問われて、実はまだ自分のことが言語化できていないことにも併せて気づいてしまいました。

 昨年もトークイベントで独立をテーマにして話しましたが、誰もが必要な情報は話しているけれど、一番自分らしいところは、実は話したことがないのです。発信の際は削ぎ落とす部分です。だいたい、求められるものは、そぎ落とされて、シンプルになったノウハウだったりするからです。
 3/25のトークイベントでは、ノウハウになる前のプロセスの話をしたらいいのだということ。それこそが私らしいことを、力づける出来事になりました。
 今年に入ってから、インタビューをされるということが増えてきた現象も、きっと今までの自分の経験を肯定させてくれる機会となっているはずです。

 ちょうどこのインストラクターが間もなく誕生日なので、誕生日プレゼントは、彼のしてきた質問の答えを書いたバースデーカードを贈ることに決めました。きっとその答えは自分のためにもなりそうな予感がします。

 ちなみに「Matthew McConaughey winning Best Actor 2014」の動画、「ライフコーチだよ!It's really inspiring!」とインストラクターが薦めてくれました。英文版はこちらです。 
 私のレベルでは、数回のヒアリングだけでは理解ができないので頑張ります!