『星の王子さま』のあらすじを1枚の絵で。@英会話スクールにて

 前回の英会話のときに『星の王子さま』のあらすじの説明をしようとしたら、脳内の日本語でさえも支離滅裂になってしまったので、改めて日本語で把握し、英語でも説明できるように万全の準備をして英会話へ。

 まずこちらのプレゼンがスムーズに行くように絵に描きました。相手もどこを話しているか追いやすいでしょう。星の王子さまは、脳内で話が飛びやすくなるので、この絵があることで役に立ちました。




 それから、日本語英語併記の星の王子さまの本を持っていたので、説明不可欠の部分にすべて付箋を貼り、英語ですぐ話せるようにしておきました。付箋を持っていなかったので急遽コンビニで買い、電車の中で貼りまくりました。このナビのお陰で、絵と連動できて伝わりやすくなりました。実際、レッスンで残された時間は25分。チャイムピッタリに終わらせることができました。

 





 最初に「なんで、唐突に『羊の絵を描いて』って言ったの?と質問をされました。これは、パイロットもなんで羊?!と思ったに違いないのでしょうが、この羊の絵が呼び水となって、心が傷ついていたリトルプリンスは、ようやく自分の住んでいた星のことを話し始めたんだと、説明しました。そうしたら、「Just happeningだったわけだ!」と理解してくれました。

 途中、王子が辿った6つの惑星の絵を見て、「これって、ロンドンの地下鉄みたいだね!これが、セントラルラインで、これがピカデリーラインで・・・・」と。(笑)おいおい、ふざけないでおくれ!

 しかし、最後のほうにだんだんと真面目になり、ラストシーンまで話すと、「美しい話だね。これは、パイロットの夢だったんじゃないの? 砂漠の中でとても喉が渇いていて、それで星の王子さまの夢を見始めて。たぶん、星の王子さまはパイロットの潜在意識で…」と感想を語り始めました。

 前回は、全く読む気のなさそなインストラクターでしたが、今日は物語の深さに心打たれた様子で、フィードバックシートにこう書いてありました。

"Thanks for the summary of the Little Prince! I get the gist of it. I suppose I better read it myself to get a deeper understanding! "

 よかったよかった!伝わって。(笑)