通りがかりのカメラマン。

 家族との外食ランチの後の散歩道、スタートは表通りを歩いていましたが、途中で裏通りのカフェに入ったので、その流れで帰りは裏通りを歩いていると、遠くに着物姿の女性が見えて、クラシックな重厚感のある日本銀行の前で写真を撮っていました。着物と日本銀行の組み合わせ、なんだか明治時代にタイムスリップしたかのような素敵な背景を選んで撮影しているな~っと思いながら近づくと、お母さまと娘さんが自撮り棒をスタンドにして、スマホの自動シャッターで撮影しているようでした。

 すると母が、「写真撮ってあげれば?」と。言われたら撮るけど、こちらから申し出るのもなと思いつつ、今度は後ろから歩いていた妹が私のほうにきて、「写真誰かに頼もうかって話していたよ。撮ってあげれば?」と。結局こちらの方から「撮りましょうか?」と立候補することにしました。(笑) 

 頼まれて撮影する人よりも、こちらから申し出るようなカメラマンは、少し腕に自信があります。(笑) 

 逆行だったので、フレアぎみが気になりました。それもアーティスティックでいいのですが。少し動いて光を調節しながら、建物だけにならないように、グリーンや青空も少し入るように構図を決めたり、こちらのこだわりでちょっと撮影時間が長くなりましたが、カメラマンとして納得いく写真が撮れたので、その場を後にしました。

 この後急遽の予定として、子供のころ、お年玉をたくさんくれた(笑)おじさん、おばさんのお墓参りを予定していたので、何かに導かれたかのように、日銀前を通った気がしました。

 私が街を歩けば、ネタに当たりますね。(笑)