Go to Travel to 箱根(1) ポーラ美術館

 9月から毎週のようにGo To Travelで東京都内のホテルを転々としてきまして、ついに東京越え。本日は箱根におります! 

 いつもでしたら、箱根神社のほうまで直通バスがあるのですが、コロナ禍のためバスの運行状況も変更されていました。それで、今回は電車で行こうかな?と思っていたら、クライアントさんが「ポーラ美術館」をオススメしてくださったので、結局、新宿からバスで行くことにしました。

■バスタ新宿 9:05~仙郷桜前~(施設巡りバスユネッサン行)ポーラ美術館 11:56 到着。

 平日ですし、バスは隣は空くかなと思っていたので、キャリーバックを持ったまま席に行くと、なんと満席になってしまい、ものすごい狭い隙間に足を延ばすこととなり、うとうとする余地もありません。お陰でバスの中で音声の編集作業をしたり、ノマドワーカーをしました。

 仙郷桜前で下車し、乗り継ぎのバスは同じバス停で、すぐにやってきました。本日は雨だと思っていましたが、どんどん晴れてきましたね!

 ポーラ美術館も「地域限定クーポン」が使えるようです! といえども、チェックインと同時刻にならないと開封できないことになっています。ですので、ここは普通に支払いました。

 マティスと言えば、先月たまたまいいな~と思って買ったTシャツがマティスだったり、『13歳からのアート思考』の本にマティスがでてきたり、最近、急接近の巨匠でした。なので、この機会にマティスの本物の絵がまとまって鑑賞できることはなによりでした。

 美術展のタイトルは、「もうひとつの楽園」です。モネは、絵笛をとるために庭を創り、マティスは部屋を飾った人だからということでした。二人とも探求をするために、自分の居場所をまるで映画セットのようでもあり、研究室のように設えていたというわけですね。

 既にたくさん観てきたモネですが、自身の絵画の観方が、深まっているのを感じました。マティスもまとまってみると、より理解が深まりました。もともと布とかを集めるのも好きな方だから、マティスのアトリエには、たくさんの布が飾られ、それで絵画の中にも、ストライプ、格子柄、花と、3つも個性の強いものが並べられているから、視覚にとても訴えてくるものがありました。

 そしてマティスのゆかりの地はニースだったのですね。ニースへ行ったはずなのに、ノーマークだったとは?! そう言えば、マティスの教会があると調べた記憶が蘇ってきました。

 美術館は、結構混雑してたので、1部を見てからランチの時間としました。企画展のスペシャルなコースランチを頂きました。

 手前にモネの積み藁。(笑) 

メインは仔羊で、まるでパレットのようなお料理の並べ方でした。

 マティス的な色彩のデザートです。全て美味しすぎました!これらをデザインされたシェフの方のアートセンスにも感動していました! このあと2部を見て、コンプリートです。箱根までやってきてよかった!

 バスまで30分くらい時間があったので、ポーラ美術館の遊歩道を少し歩いてみることにしました。美術館の裏はすぐ森です。鳥のさえずり、小川のせせらぎ、そして何とも言えない静かで美しい音楽が森の中に流れていました。言葉では説明できないので動画をどうぞ。

 いい木のベンチを見つけたので、目を瞑り、森の中で瞑想5分くらいしました。足がぶらぶらできるベンチだったので、無重力のように。宇宙浴な森林浴を体験しました。

 それから、ロッカーに入れていたスーツケースを取りに戻り、少し早めにバス停へ。しかし、私が調べた時刻表と時間が違うことが発覚。ダイヤ改正したばかりだから、アプリに反映されていないのかなと推測してみたり…。ここでいいのか確信が持てなくなったとき、あっち側にバスが! ということで、そっちでした。(笑)また、危うくバス迷走するところでした。しかし、まだ予断を許しません。もう1本バスに乗らなくてはいけないのです。

 乗り換えのバス停に降りる直前に、バスの運転手さんが「乗り換えですか?」と聞いてくれました。そこで確認されなかったら、絶対にバス停を探せず、迷子確定だったと思います。これ?というような階段を上り、さらに道路を渡ったところが、次のバス停だったのです?! 本数は少ないですが、10分も待たないうちに、無事バスが来ました。やれやれ。

 箱根港で下車し、ホテルのシャトルバスにも乗れまして、17時前にチェックインすることができました。

 まだ書きたいことが山ほどありますが、明日も現地よりZOOM配信をしたりするので、今日はここまでとします!