クリストファー・ノーラン監督最新作、『TENET テネット』鑑賞してきました。1日は映画の日です!
英会話の先生が全く理解できなかったと言っていて、事前に解説を調べてから行ったほうがいいとオススメされました。
なんだか、時間が逆行している人と、順行している人と、両方が画面に出てくるので、見たこともない映像なんだそうです。未来から過去に来た人と、今から未来へ進んでいる人、ということです。その両方の人間が、同じ画面になるってどういうこと? って感じですよね…。
ということで、あらすじ、時間の経過、映画背景について、解説動画で猛予習していきました。
クリストファー・ノーラン監督は、CGが嫌いということで、本物のジェット機を買って撮影したのだとか! 映画総工費200億円!回収するには、600億円の興行収入を得なくてはいけない、このコロナ禍。ところが、さすがノーラン! 全世界で上映されて、ちゃんと回収できているそうです。また、IMAX仕様につくられたのもあって、映画館で観るべき映画とのことでした。
予習したのもあって、楽しむことができました! アクション映画は、映像酔いしやすいし、とても苦手なのですが、「未来から時が流れてくる」という、インターステラーで表現した世界観が、この映画の中でも同じだったり、最初のほうに映画を観る上でのヒントみたいなのが、女性科学者によって語られていて、そこは『インセプション』みたいであったり、ノーラン知識が入っているのと、入ってないのとでは、全く理解が変わってくると思います。
それに、難しいと感じる人は、物語の内容を理解しようとする人であり、私のように感覚で全体像を捉えるタイプの場合は、意外と「なるほど!」となる気がしました。たいてい、私の仕事であるコーチングも、クライアントさんが自由にしゃべるので、後から全体像からの繫がりをフィードバックするので、ランダム慣れをしているのかもしれません。最初のほうで科学者が、時間が逆行するメソッドについて、「頭で考えるよりも、感じるのよ」と言っていまして、この映画の観方まで、説明がなされているようにも思いました。
名物シーンである、「時間を逆行+順行」のシーンはも見たこともない世界です。映画だからこそ、そういうシーンが観られる。全く新しい体験ができるでしょう。
あらすじは? そこまで重要ではない気がします。ただ、時間の概念のことだったり、この物語を見る上でのルールが予習されていれば、OKです。YouTubeに解説動画がいろいろあるので、是非チェックしてみてから映画館へ行ってみてください!
私は、過去から未来がつくられるというよりも、「未来から今に時間が流れている」という考えのほうがしっくりくるタイプなので、この映画を観て、さらに未来が楽しみになりました。また、私の仕事のセッションも、いつもそんな視点でクライアントさんと対話をしているので、私の言うフィードバックは、未来からのメッセージみたいに、自然になっているんだろうなと改めて思いました。最近、さらに予言チックになっています。(笑)そこがクライアントさんたちにも期待されている部分なのかもしれません。
この映画を観ることも、未来の自分が、今の自分に教えたのでしょう。なんだか、自分の考えていることが映像になったような気もしていて、この概念を確認できたことは、自己承認にもなりました。これからの現実について、いい予感がして映画館を後にしました。
P.S.映画評論家:町山智浩さんの解説です。
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