『閻魔堂沙羅の推理奇譚 』は、真実を見つける力を試される。

 昨日のSHS@Zoomのとき、小6姪の読んでいる本について紹介してもらいました。彼女は活字好き。その他、歌、ピアノ、バレエなど好きなものがいっぱいで、私が子供のころは、受け身でお稽古事をしている感じだったで、謳歌しているなぁと、うらやましいです。

 そう言えば、この週末しきりに「私の性格ってどういう感じ? ことちゃんと違うでしょ?」とゆめちゃんに質問されました。「答えるのが難しいね。明るい性格とはいえるよね」と答えを保留。「じゃあ私の性格は?」と逆質問をしたけれど、向こうも明確な答えでなかった気がします。

『閻魔堂沙羅の推理奇譚 』のあらすじは、「何者かに殺された人が、誰に殺されたか? 10分以内に自分で推理する。推理が当たれば、閻魔様に生き返らせてもらえて、外れたら地獄行」というもの。

 死んでから自分の周りの人のことを色々と振り返ったり、自分はどうだったのか?を考える10分間に、事実から真実を想像していきます。そして正解できて、生き返ることが決まった主人公に女の子の閻魔様が、「あなたは・・・だから、もっと自分に自信を持ってください」というくだりがあって、まるで、自分のコーチングセッションと重ねてしまいました。人は、自分の才能や可能性をどう捉えれば良いか?というところで、誤解していることが多いんじゃないかなと感じました。

 ということで、姪の性格についてどうフィードバックしたらいいか? この本を元に考えてみたいです。自分自身についても。生き返る前提で、一度こちらの閻魔様のところへ行ってみたいものです。(笑)

◎(1)は、kindle unlimitedでした。