10月17日夜:バスでHollywoodを彷徨って、16000歩歩いてしまいましたが、ちっとも疲れていません。(笑)ずっと車だったので、むしろ運動が必要だったような気もしています。17:00頃、宿泊先に戻りまして、コンサートまで時間があるので、シャワーを浴びて、リラックスして過ごすことにしました。そして、瞑想する時間もありました。まるで、これから朝が来るような、すがすがしさ!Rocketman Concertに乗り込む準備万端です!
Yukiさんと優しそうな旦那様が迎えに来てくださいました。コンサート開始まで65分あります。きっと30分くらいで着くかと思われます。スムーズな運転でしたが、なぜか、ドジャーススタジアム?に到着。明らかに間違えのようです。アルファベットが同じだったようで、カーナビの入力を間違えだったようです。カーナビをセットしなおしまして、向かっていましたが、だんだんとグリフィスパークへ近づくと、Rocketman渋滞となりました。あと10分!駐車場にまだつけません。まあ、周りの人たちも全員一緒なのだから、きっとコンサートの時間を遅らせてくれるに違いないでしょう。そして、5分前に駐車場へ到着しました!
ダッシュで丘を駆け上がりました。シアターの入り口には、長蛇の列ができていました。セキュリティーチェックです。どうやら、開始時間を少し遅らせることが決まったようです。
グリークシアターは、グリフィスパーク内にあり、森に囲まれたシアターです。私の席は後方のほうではありましたが、センターど真ん中。舞台には、ハリウッドシンフォニーオーケストラの人たちがスタンバイしています。そして、センターに巨大スクリーンと左右にもスクリーンがありました。
ど真ん中の席なので、写真を撮るとちょうどいいアングルでした。着席し、スマホ望遠レンズをつけていると、隣のカップルが私の望遠レンズを見ていました。「18倍です!」と答えると笑って、そのあと面白いこと言ったのにわからなかったな。(笑)でもこのレンズをつける必要なく、結構よく見える席でした。
コンサートが始まったのは、20:18からです。最初に、デクスター・フレッチャー監督が舞台に出てきたのです!エルトンとタロンだけじゃなかったのですね!想定外の出来事に「キャー!!!」と叫んでしまいました。
フレーッチャー監督は、ボヘミアンラプソディーの最終監督でもありますし、2作連続ですごいことになっている熱い監督です! だから、リアルで会ってみたいリストにはいっていました。ちょっとざらっとした声のブリティッシュイングリッシュの方です。しかもグレーヘアーにいつもお洒落な服を着ています。タロン主演のイーグル・ジャンプの映画も監督されています。そのときから、タロンが歌が上手いことを知っていたようです。
監督挨拶が終わると、映画が上映され始めました。しかし、普通の上映と違ったのは、オーケストラが音楽をすべて演奏するという、贅沢版です! しかも一番最初の「Paramount」のところからオーケストラの演奏も始まったのです。映画配給会社のところから、生演奏だなんて!
最初のシーン。オレンジ色で羽の付いた衣装でセラピールームに入るところ。会場から、「ヒュー!」と声がして「マイネームイズエルトンハーキリージョン」とタロンのセリフのところでも「ヒュー!」。私もどちらかと言うと、「ヒュー!」って言いたい派なので、ここはL.A.だからそれができて嬉しい! 全員ロケットマンファンですからね。一緒に笑ったりできると嬉しいですよね。そのまま映画が生演奏とともに上映され続けました。
エルトンがバーニーにカフェで初対面になるシーンのときも、会場から「ワァ!!!!」とかなりの盛り上がりを見せていました。そのシーンで、バーニーがエルトンの本名について「カウボーイみたいな名前だね」のあとの「All ever wanted to be was a cowboy, you see.」で笑いが起きていました。
『Your song』誕生シーンは、「ファー、フォー、ヒュー」とすごいことに。そのあとの男性と男性のラブシーンは、YukiさんによるとAmazon Primeはカットされているそうなのですが、劇場の大スクリーンで上映されていました。(笑)
野外で映画を日本人以外と観る体験も初めてですし、映画をオーケストラで観るなんて、どこまでエンターテイメントなんでしょう!ミュージカル映画実写版ですね。何もかもが初めてすぎて、もっと周りの様子も観察すればよかったのでしょうが、真正面にある巨大スクリーンを見るのでせいいっぱいという感じでした。
だんだんと涼しくなってきまして、上着のフードも被り始めました。日中の寒暖差が10度以上あります。なので、Yukiさんの格好もビーチサンダルにダウンを着ていました。L.A.スタイルだそうです。(笑)
1時間15分ほど経過したところで、インターバルとなりました。Yukiさんとステージをバックに写真を撮ろうとしていたら、ブロンドセミロングなノリノリの男性が、写真を撮ってくれることになりまして、「ポーズとって!」とリードしてくれまして、記念写真ができました!後ろに写っているレインボウの女性がCool!(笑)
それにしても、いつエルトンとタロンは出てくるのだろう?! とやきもきしていると、インターバルの間に、グランドピアノが舞台のセンターに運ばれてきました! いよいよ本人が出てくるかしら!!!
25分のインターバルを挟みまして、21:55位から後半へ! しかし、そのまま映画のシーンが流れ続け、22:39ラストシーンへ。
会場のボルテージも上がってきまして、「I’m still standing!」のときには、「ワー、キャー、ヒュー、手拍子みたいな状態になってきました。その曲の終わりに、「Ladies and Gentleman. Please welcome to the stage....」そのとき、ステージの右袖からエルトンとタロンが出てきたのです!!!!
彼らは舞台中央にやってきて、マイクをとりました。タロンがエルトンに敬意を払い、エルトンに向けて拍手をしています。"Thank you! Thank you! Amazing Taron is amazing!" とエルトン。中央の椅子に座り、この映画のために作られたエルトンとタロンのデュエット曲『Love me again』がオーケストラの生演奏とともに始まりました!
エルトンは赤いタイル柄の服とキラキラサングラス。タロンは、白いカジュアルスーツにブルーのシャツとキャメルの靴を履いていました。最初は太いエルトンの声から入り、レジェンド感が伝わってきました。それから、フレッシュなタロンの声! 「キャー!!!」本当にいい声をしている! タロンとエルトンが目を合わせながら歌っている!タロンもエルトンも楽しそう!
そしてさらにサプライズが! デクスター・フレッチャー監督が再び出てきまして、次に、スキンヘッドにサングラスの本物のバーニーが! おー!!!!
それから、そのバーニーを演じたジェイミーも!!!役の中ではロン毛がとても似合っていましたが、今のヘアスタイルは、あごひげだったので、誰か一瞬分からなかった。だけどあのシャープな顔は、ジェイミー! 「バーニー!」と叫ばずにはいられませんでした!
いよいよタロンにマイクが!「まだライブで歌ったことのない曲で、ずっと歌ってみたかった歌を歌うべきかと思いました」そしてしっとりとしたムードの中、エルトンのピアノ演奏が始まりました!力強くて素敵な音色。そしてタロンの歌声が聞こえてきました。
Rocletmanというよりも、Kingsmanの顔になっていましたが!そのあと太いエルトンの声が追っかけてきて、やっぱり大御所!タロンは歌手でもないのに、ライブでも歌が上手すぎて、感動です!!!エルトンのシングルパートのところをタロンが歌いそうになって、おっとと、となって、苦笑いしていましたが、それがライブのいいところ!
そして、一番の聞かせどころのタロンの声のビブラート鳥肌ものでした。タロンの生声が聞きたい!とRocketmanの映画を観て思ってから、こんなに早く叶うなんて! そもそもこのコンサートは、映画がスタートする5月くらいから決まっていたのか? ハリウッドシンフォニーが映画の音楽の演奏をそもそも担当していたのか知りませんが、なんだか不思議でなりません。8月26日にこの映画を観たときの感動が、この未来につながっていたなんて!
そして、大きな拍手と歓声の中、タロンとエルトンは舞台を後にしました。そのあと、Rocketmanの映画のエンドロールが流れて、もう帰る人もいたけれど、私はその場でリズムを刻んでいました。(笑)Yukiさんも迎えに来てくれまして、一緒に最後まで音楽に合わせてノリノリです。♪ この場所を最後まで体験しないと!さらに、舞台のそばまでも行きたくなりまして、そこで記念写真です!
大興奮のまま、シアターを出ると、特別なポスターが配られておりましたよ!!!私は普通に1枚とったら、Yukiさんが、お土産にと、追加であと何枚か余分に取ってきてくださいました。
コンサートが終わったという実感が湧かなくて、フワフワとした感じでした。タロンを知ってから52日で、もう同じ場所に着ていたなんて。何が私をここに連れてきたのでしょうか?
23:17会場を後にしました。帰りの道はスムーズで、行の渋滞が嘘のようです。裏道を使って丘の上から降りてくださったようで! 0時過ぎに部屋につきまして、なんだか宙に浮いている感じでした。この感動をもう一度味わいたくて撮影しておいたiPhoneの動画をすべてをつなげて44分の動画にして、Yukiさんにプレゼント。もう2時過ぎてしまいました。
Rocketman Concertは、121分の映画と20分間のエルトン・タロンのLIVEとなりました。これで4回Rocketmanを観たことになり、さらにこの記事を書くのに機内で英語字幕のRocketmanを視聴中です。見れば見るほどセンスのいい映画です!
タロンは、これからアカデミー賞ノミネート俳優になっていくのでしょうね! ということで、次の日は、アカデミー賞会場であるドルビーシアターからお届けいたします!
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