季節に一度の大阪出張。心斎橋に来ています。
グループセッション後の余韻に浸りながら、Day 2に着る服があればいいなと、心斎橋のZARAへ立ち寄りました。ここのZARAはリニューアル以降、他のどの店舗よりも世界観が明確で、商品セレクトも選りすぐり。個性的な一軒だと、密かに感じています。
今回は何が見つかるだろう——そう思いながら店内を巡っていると、3階のデニムコーナーで、思わず声が出ました。
「あれ?マティス?」
まさかZARAでマティスに出会うとは、意外すぎて驚きました。しかもモチーフは、晩年の切り絵。ロンT、Tシャツ、スウェットと、展開も豊富です。
白いTシャツにするか、グレーにするか。しばらく迷って、グレーに決定。続いて、SかLかで再び迷い、試着室へ。
オーバーサイズでLを着るのもいいかもしれない——そう思ったものの、SとLでそれほど印象が変わらない。かといってMサイズは、なんとなく中途半端。結局、グレーのSサイズに落ち着きました。
調べてみると、この絵柄は1951年、マティスが「パヴィヨン・ド・マルサン」でのレセプションのために制作した案内状の原画とのこと。晩年、絵筆の代わりに鋏で紙を切り、色面を組み上げていったあの切り紙絵の手法が、そのままTシャツの背中いっぱいに広がっていました。フランス語でこう書かれています。
「マダム・ド・ポンパドゥールが、1951年11月20日火曜日、22時よりパヴィヨン・ド・マルサンにて拝謁いたします」
こんな一枚の招待状の言葉が、70年以上の時を経てTシャツの背中に生き続けている。それを知ってから見ると、ただの柄がまるで違って見えてきます。
そしてタグがまた、かわいい。このピンク、なんですか。捨てずに、しばらく飾っておこうと思います。
出張2日目。このマティスを身に纏い、京都のチームラボが創り出す光のアートの世界へ飛び込みます。
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