大衆割烹 三州屋 銀座店

突然、母、妹とランチのためだけに銀座集合することがあります。
今日はそんな日で、店は妹が入ってみたかったというお店になるので、私はついて行くだけ。

第一希望の「セントル ザ・ベーカリー」食パンの美味しいお店は、
母的に却下ということになり、並ばないと買えない食パンを購入するだけにしました。

そして向かった先は、「ま、まさかここ???」と一瞬驚く暖簾の似合う昭和なお店。
オバマさんもいらした暖簾の風景にも似ています。笑
外国人に教えたらきっと「COOL!!!!」と気に入りそうな。




13:30 暖簾をくぐると、サラリーマンの姿しかなく、女子会は誰も開いていない。
テーブルの配置も並列つなぎなだけで、ものすごく小ざっぱりした風景が。
音楽もかかっていなく、割烹着を着た人たちが立っている厨房が奥に見えて、
なぜか、中学生くらいの女の子も手伝っている?!アルバイトでしょうか?

店内で唯一喋ることを許されているのは、接客をするマダムひとり。
小ざっぱりした中に、逆に一抹の緊張感が伝わってきます。

メニューは、全て達筆な文字で書かれた白い短冊が、
金の画鋲でものすごくきれいに店内に張り巡らされていました。
「エシャロット」。ひとつだけオールカタカナの短冊が文明開化のよう。
短冊の色が若干違うのは、新メニューなのかな?と想像力を掻き立てます。
ですがノーマルな感じで、一番メニューの右側にあるからという理由で、
「海老フライ定食 1050円」をオーダーしました。

料理が運ばれてきて、テーブルに置かれたら、「ごゆっくりどうぞ」と言われそうなものですが、
「はい、よろしく~」と唯一喋る接客のマダムに歯切れよく言われました。

そうして、レモンをきっちりと絞って、海老フライを口に入れると、本当においしかったのです。




大衆割烹 三州屋 銀座店

「よろしく~」