DAY 4 Brooklyn (Bedford~SOHO)

 結局、日本にいるときと一緒で、夜中2時半頃就寝というサイクルが早くも復活し始めてしまいました。睡眠時間は最低6時間死守のため、朝は8時半ころ起床です。今朝も近くのベーカリーでパンとコーヒーを購入し、3日目のブログを書いていたら午後になってしまいました。



 そういえば19年前のNY旅のとき、ヘリコプターツアーに参加しました。自由の女神からブルックリン橋上空を飛行するというルートです。完全にウルトラクイズの影響だと思います。(笑)しかし天候不良で数分しか飛ばずリファンドとなりましたが、あの時一緒に行った人は英語が堪能で、リファンドなんてクレーム付けられるなんて、凄いなと思っていましたが、あれから20年してようやく私も追いついたと思います。(笑)

 さて英語のほうは、ヒアリングは3年前のロンドン留学時よりも断然OKのですが、自分がしゃべるときに「声が小さい」ということに気付きます。英語は腹式呼吸でしゃべっているんじゃないかって思えるくらい空気の入った音がするから、日本人が英語を話すとき、声の大きい私でも周りと比べると小さいなぁと思いました。歌のボイトレと同じで、発声という部分でも英語を考えたほうがいいなと、この旅行で気づいたことです。

 今日こそは、ノマドをしようとパソコン持参でBrooklynのBedford Avの『Five Leaves』というCAFE&BAR一本狙いで行きました。私の宿から地下鉄で30分くらいです。「パンケーキをお見逃しなく!」ということがある本に書いてあったので。
 また、地元の人たちにも人気のお店ということで、ランチタイムはウエイティングの可能性もあることを覚悟していきました。Bedford駅から900メートル歩き、交差点の角っこにありました。



 観光客とみられる人、家族ずれ、カップル、友達連れ…など様々。一人で来ている人、私くらいですね。席は空いていたのですが、一人だからカウンター席に通されました。丁度行った時間は空席もちらほらありましたが、それから間もなく満席となりました。

 お兄さんが笑顔で対応してくれて、「ホームメードパンケーキ」と言ったつもりが、「ホームメード・・・」と他の物を通してしまったようです。クレームの英語はすぐに出てきますね。(笑) すんなり変えていただき、パンケーキ待ちとなりました。この後はコーヒーでも飲みながらノマドワーカーの予定にしていたので、ブレックファーストティーをオーダーして待ちました。



 それにしても、この店からパンケーキなんて出てくることなんて想像できないほど、沢山のアルコール瓶となぜかレコードが回っていたり、カウンターのテーブルは鉄製です。どんなものが出てくるのでしょうか???



 ジャーン! 3段仕立て。上にのっているのはアイスではありません! バタークリームにシロップ的な甘さのものが混ぜてあります。バナナは1本を半分にした感じで、1段目、2段目の中にも入っていました。イチゴにブルーベリー。さて、どんなリコッタなのでしょうか? Billsの物と比べてみると、こちらは非常にもっちりな感じ。どちらかというととろける感じはなくて濃縮されているような舌触りです。アメリカンなパンケーキです。美味しくいただきました。
 周りの人たちが何を食べているのかを見ましたが、アメリカンフードですね。山盛りのポテトにサラダに、本当にここの国の人たちはよく食べる!




 それからまたノマドをしようと思っているカフェへもGoogle mapでピンを定めて直行です。そこから20分もまた歩くことに?! パンケーキの腹ごなしもかねて、街を感じながら歩いていきました。右手にマンハッタンが常に見えている感じが、ここはブルックリンなんだよな、という気分を盛り立てます。高い建物がないので、緑もずっと多くて、空も広くて、たまにブロックにアートがしてあって、住んでいるひとも見えるのがブルックリン。NYよりやっぱりどことなくのんびりしてますよね。カフェも平日ですからたいていは空いているし。そのわりにカフェ&BAR率が高いという不思議な場所です。


 途中で、Parisにありそうな雑貨屋さんに入りました。こういう店久しぶり発見した感じです。私の滞在時間の長さでわかりますね。雑貨とかじっくりとみたいタイプなので。特にお買い物はしませんでしたが、何か物を集中してみているときって、癒しの時です。

 その店からすぐにチェックしていたお店がありました。中に入ると、コーヒーをそこで焙煎しているようなちょっとしたファクトリーが見えました。その奥に30席くらいのこじんまりしたところでした。しかし、紹介している人たちが言っていたほどではないと言う感じで、出てしまいました。それで気づいたのですが、その紹介している人って男性だったんですよね。思えば、Brooklynの紹介って、結構男性目線のほうが多い気がしました。ノマドワーカーする人って、男性のほうが多めですから。しかも英会話の先生もそうだ。私は男性からアドバイスを受けることのほうが多い人ですね、改めて。

 ということで、本場ということで『Blue Bottle』に入ってみました。日本ではシンプルな感じも売りですが、ここBrooklynにいると、かなりこざっぱりした感じに見えました。大きな机がドーンと3つあって、背もたれのない丸椅子が並べられているだけのさっぱり感。しかも、倉庫のようなだだっ広い感じです。どこにあるのか? で感じ方はまるっきり違うものになるですね。



 パソコンに電源を入れてみましたが、なんだか落ち着かず。どこでも集中できるのかと思いきや、私はカフェよりも一人で部屋にこもっているときが一番落ち着くんだなと改めて気づきました。今、日記を書いているのもBrooklynのB&Bからですが、やっぱりいい状態です。



 それにしても、私の服はUSAでは派手過ぎる。(笑) アクセサリーはしないようにしているんです。

 集中できないと分かったため、諦めて地下鉄でマンハッタンのほうへ行きました。SOHOエリアです。降りたら大勢の中国人たちがこぞって乗り降りしていたので、そうだここはチャイニーズタウンの駅だと思い出しました。でも中華街にはいかず、お土産探し&急遽ダンスを見ることになったので私の靴探しです。

 このあたりで、Julianから"How's Brooklyn?"とラインが来ました。そちらは朝7時くらいでは?!



 ああおかしい! 最後のセンテンス!(笑)



 10年ぶりくらいのSOHOはあまり変わってはいませんでしたね。あ、ここ歩いたことがある! と思い出せるくらいで。結局今日も15キロ歩いていました。沢山歩いて気づいたのは、顔がすっきりしてきたことです。身体もより軽い感じがしています。腰がしっかりしてきているというか、ずっと歩いていると姿勢がよくなるんですね。ただ、日焼けしていると思います。(笑)



 結局、探し続けてロンドン発のTOPSHOPでようやく見つかりました。10年前よりも日本に多くのブランドが上陸してしまっているので、物珍しさがまったくなくなっているというのが、東京の変化でしょうか。逆にTOPSHOPは日本から撤退してしまったので、見たことないものを発見した感じです。(笑)



 明日はちょっとキラキラ感じが欲しいところなので、こちらのサンダル50%OFFでGETしました。急な用事にしては、普通に使えそうないい買い物です。そのほかに、知り合いへのプレゼントも2つ購入。一つはスニーカーの紐に通すアクセサリー&スターダスト柄の化粧ポーチです。姪っ子たちのものも見つけたいのですが、不思議なことにヨーロッパほど子供のものがないんですよね。ParisブランドのBonpointを見つけたと思ったら、こちらはParis時間19時に閉店になっていたので逃してしまいました。明日午前中から行ってみよう! な、なんと今たまたま検索したら、6/30 本日銀座にOPENらしいですよ! なんか、自然と宣伝になってしまった。★こちらご案内

 ということで、またしても帰宅が22時頃。今日は近くの「Silver Rice」という日本人起業家が経営しているファーストお寿司屋さんで購入しました。たまたまB&Bの近くにこんなお店があって嬉しい! 毎日横を通ると店は混雑していて、「箸で何を食べているんだろう?」と気になっていたのです。



 スパイシーサーモンをオーダーしました。アボガドも入っていて、酢飯はいいですね。お惣菜も充実しており、お兄さんにひじきを指さされて「これ、すごくオイシイヨ」と日本語で言われてしまったので、「じゃあこれも!」と買うしかないですね。(笑) 確かにいい味付けでおいしかった。日本人が経営しているから間違えないでしょう。


 本当に私の旅行は晴ればかりです。写真を撮ったり、記事を書いたりするからでしょうか。気づけば歩数で稼いだ分、今日は3000文字達してしまいました。そんなに大したことしていないのに、筆だけは進みます。全く目的のノマドを果たしていませんが、毎日怠けずに歩き回っているし、きっとこんな感じで行けばいいのかなと思っています。それにしても、NYとBrooklynは男性的な感じの街ですね。すっかり落ち着かなくなっている自分がいます。(笑)私が10年前に急に行き先をヨーロッパに変えたのも、これが理由だったのです。